2023年4月~6月に放送されていたテレビドラマ。上白石萌歌さん、山田裕貴さん、赤楚衛二さんが主演。


2023年のある日、地下鉄に乗っていると大地震がおきる。

乗客たちが目を覚ますと、脱線した電車は見覚えのない荒廃した世界にいた。

消防士の白浜がリーダーとなり、何が起きたのかを追及していくも、美容師の萱島やネイリストの渡部などからは協力が得られない。それでも賛同する畑野などとともに究明活動に勤しむ、、、


そんなストーリー。

おそらく楳図かずお先生の漂流教室が参考にされているのではないだろうか。

実際地震は起きておらず、ワームホールが開いたことで2060年の未来へと電車ごとタイムスリップしたことが後々明かされる。2026年の12月にスペースデブリが地球に衝突し、文明が失われたとのこと。これは打ち捨てられた船舶にあった手記から情報を得ることになる。

なんとかしてワームホールを開き、現代へ帰ろうと足掻くことになる。

結果として戻れるのだが、戻った先が2026年だった、というところでもう一波乱ある。


メイン3名の俳優も有名人なのだが、偶然乗り合わせた乗客の中に松雪泰子さんや杉本哲太さんがいて、いぶし銀の演技が光る。途中で登場する隣の車両の人たちの中に萩原聖人さんやウエンツ瑛士さんがいたりもする。

そして推しは白浜役赤楚さんの先輩役の前田公輝さん。天才てれびくんで観ていたのでがっつり推せる。彼が主演だったからめちゃくちゃつまらなかったけど、ひぐらしのなく頃にの映画を観たくらいだ。

余談だが天才てれびくん出身で成功している人、という話題の時に妻がウエンツさんを挙げたのだか「ヤツはバラエティ担当だからドラマはでていない。前田さんが一番だ」という会話をした後にこのドラマでウエンツさんが登場したのでタイムリーすぎた。


古川琴音さん、最近よく見かけるけど、自分勝手な振る舞いをする若い娘という役としてはハマり役だった。メンヘラ役やヤンデレ役も似合いそう。

あと大西礼芳さんという俳優、初めて観たけどかなりの美人だった。ああいうタイプが好みなのである。松雪泰子さんも大好きなのだが。


最後がちょっと微妙だったけど、全体的には楽しめました。サバイバル環境下なのに俳優がメイクしている、みたいな野暮な指摘があったようだが、ドラマは番組という作り物なので気にする必要はないと思います