1990年頃発売のSDガンダムのゲーム。シミュレーションゲームにあたる。SDとはスーパーデフォルメのことであり、本来8頭身以上のモビルスーツが2頭身となっている。頑駄無(がんだむ)軍と殺駆頭(ざくと)軍に分かれて争う。


この作品はいわゆる「宇宙世紀」の頃の作品を基としているため、機動戦士ガンダム〜逆襲のシャアくらいまでの作品モビルスーツが絡んでくる。

戦国時代をテーマとしており、武者頑駄無、将頑駄無などデフォルメされているものもいれば、ジオングやキュベレイなど名称はそのままで、見た目だけ変わっているものもいる。


ターン制とリアルタイムの選択ができ、ターン制だと5体ずつしか動かせない。リアルタイムだと単身で突撃も可能である。

マップはシミュレーションのようにマス目なのだがGBなので狭い。20✕20くらいだろうか。敵陣と味方陣営とあり、マップ各所に説得可能なユニットが配置されているが、敵が入っても説得できるので早いもの勝ちとなる。とはいえ、敵軍と味方軍どちらに入りやすいか、というのはある程度決まっている。キュベレイやクインマンサなどは割と強力だかどちらの軍にも加入する。


地形は平地、林、水中などいくつかあるが水中だけはうまくやらないと一方的に負けることになる。敵を討ち破り敵本陣へ入ると大将軍(闇将軍)とバトルになるが、どちらも異常に強い。

全てのキャラクターに直接攻撃武器と間接攻撃武器が用意されており、直接は刀か槍、間接は種子島、ファンネル、大筒となっている。槍を所持しているキャラクターのルールはわからないが、大筒は原作でメガ粒子砲やメガキャノンを持つキャラクターであり、ファンネルを持つのはファンネルやビットを使うキャラクターである。例外もあるが。


どちらの軍を操作してもあまり戦況に差は出ないが、頑駄無軍の方が強力なキャラクターが多い印象がある。将頑駄無の他に武者頑駄無、まーくつー、ぜーた、だぶるぜーた、にゅうがいるからだろうか。殺駆頭軍は殺駆頭筆頭に古殺駆、今殺駆、新殺駆がメインなので頭数の問題な気もする。じおとかも仲間になるのでそうでもないかもしれないが。


古いゲームですが当時はかなりやり込みました。通常のガンダムは大人向けなのでSDの方が子供としては遊びやすいような気がしますね