こんばんは
暑すぎてもうすっかり夏!!
5月からが暑すぎて、
今年はさくらんぼや稲の生長に
いささか不安が……

本日も読んだ本です





こちら、しらなかったんですけど

映像化もされてたんですね!

しかも続編も何作か出てました。


人気作なんですね

その理由も読んでみるとめちゃくちゃわかります



とある文具店の若き店長の鳩子が

代筆屋として奮闘している姿が

描かれています。


作中に資料として、

手書きの手紙の画像が載ってます。

それがまた味があってとても良い



代筆屋という仕事、私の身近にはなくて

あまりピンと来なかったんですけど

それぞれ依頼者には背景があって

どうしても自分で書けなかったりして

素敵なお仕事だなと思いました。


個人的には絶縁状を書くくだりが

とても良かったです。

挨拶状とか、お悔やみ状とは違って

すごく力のある手紙じゃないですか

わざわざ絶縁したい人にお手紙を書くっていうのも自分は考えたことがなかったから

まずは、その文化に驚きましたね


でも、それを誰かに書いてもらうって

なんか良いなと思ってしまいました



鳩子自身、祖母の死がきっかけで

海外から帰ってきて

祖母の文具店兼代筆屋を継いだわけで

26歳とすごく若年なんですよね


その鳩子が、お客さんを通して

近所の人とか、亡き祖母との関係性が

変わっていく過程がとても良かったです

心温まりましたね…


画像の手書き文字を見ると

尚更気持ちが伝わってきて

涙してしまいました…



地元に代筆屋さんなるものは無いのですが

私も手書きの手紙を書く機会を

どんどん増やしていきたいなと

思わされました。


作中に出てくる鎌倉の描写も

行ってみたくなるくらい素敵でした

四季折々の鎌倉…、どれも見てみたい!


あとは手紙をかく道具も色々出てきて

興味深かったですね


私はガラスペンとか万年筆、ボールペンと言った文具が大好きなわけなんですけど

紙にも拘っていたり

あとは切手のデザインも色々出てきて

面白かったです!


1番びっくりしたのが虫こぶインクなるものです

ハリーポッターとかでも羽ペンが出てきますけど

羽ペンってインクの調整が難しいから

虫こぶインクという、特殊なインクを使うんです

で、インクが特殊だから羊皮紙っていう特殊な紙(と言っても原料が木ではなく、動物の皮)を使うんですよ。



全然知らなかった…

羽ペンを使うって難しいんですねぇ



とにかく、手紙モチベが高まってます!

(個人的にシーリングスタンプもやってるので笑)

誰かに送りつけてみようかな〜




それでは素敵な週末を!