【ネクタイは無地でウィンザーノット、革靴は内羽根ストレートチップ】

神社仏閣での洋装での正装では、
ネクタイは『ウィンザーノット』で結びます。
皇族も正式な式典などでは『ウィンザーノット』でのぞみます。
各国家の代表も重要な場でネクタイを結ぶようなときは『ウィンザーノット』です。

デザインは『無地で無彩色』か『無地で赤系統』。

経験則ですが赤系統は『臙脂色』『真紅』『緋色』『茜色』が多く見受けられます。

革靴は黒色の『内羽根』で『ストレートチップ』。
これに関しては冠婚葬祭やビジネスの場でも当たり前ですので意図せずに出来てる方も多いですが、
革靴に関してはNGなことさえしなければある程度なら常識の範囲で自由にしても大丈夫でしょう。
絶対にNGなのが外羽根。
外羽根の革靴を履くぐらいなら『ローファー』にしましょう。
『ローファー』はもともとは皇室や貴族の室内靴です。
『外履きで内羽根のストレートチップ』、『上履きでローファー』、と履きかえるのが普通です。
なのでローファーだと“いろいろ”とごまかしが効きますし
そういった意味では正式な革靴なのでその強みもあります。
なんであれ革靴で1番のNGなのが外羽根。
Yシャツでボタンダウンシャツを着ちゃったようなものです。

上記はあくまで正装の場でのことでして、
普段はそこまで意識しなくてもいいと思います。が、
ネクタイは『ウィンザーノット』で結ぶことに慣れておいたほうが何かとはかどります。



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【五吉原秘密菩薩 口上之儀】

※「常の如し。」はいつも通りの意味なれど、人、時、空、出来事、によりその都度適宜に。
※< >内は祭事、等、特別な、人、時、空、出来事、で行じる。普段の口上之儀では行じない。
※「(某)」には、廻向する対象の、人、時、空、出来事、の名を挿入する。複数の場合は複数名挿入してよい。



●法螺囃子



●先、禮拜

※常の如し。



●次、秡

◆祓神語 三徧
内外清浄(ないげしょうじょう)。六根清浄(ろっこんしょうじょう)。 鿆給清給(はらひたまひきよめたまふ)。



<●次、表白拝詞前口上>

※常の如し。



●次、典

<◆妙法蓮華經如來壽量品第十六>

<◆妙法蓮華經如來神力品第ニ十一>

<◆妙法蓮華經觀世音菩薩普門品第ニ十五>

◆摩訶般若波羅蜜多心經
摩訶般若波羅蜜多心經
觀自在菩薩。行深般若波羅蜜多時。照見五蘊皆空。度一切苦厄。舎利子。色不異空。空不異色。色卽是空。空卽是色。受想行識。亦復如是。舎利子。是諸法空相。不生不滅。不垢不淨。不增不減。是故空中無色。無受想行識。無眼耳鼻舌身意。無色声聲香味觸法。無眼界。乃至無意識界。無無明。亦無無明盡。乃至無老死亦無老死盡。無苦集滅道。無智亦無得。以無所得故。菩提薩埵。依般若波羅蜜多故。心無罣礙。無罣礙故。無有恐怖。遠離一切顚倒夢想。究竟涅槃。三世諸佛。依般若波羅蜜多故。得阿耨多羅三藐三菩提。故知般若波羅蜜多。是大神咒。是大明咒。是無上咒。是無等等咒。能除一切苦。眞實不虛。故説般若波羅蜜多咒。卽説咒曰。
羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提 薩婆訶
般若心經
(
まかはんにゃはらみったしんぎょう
かんじざいぼさつ。
ぎょうじんはんにゃはらみったじ。
しょうけんごうんかいくう。
どいっさいくやく。
しゃりし。
しきふいくう。
くうふいしき。
しきそくぜくう。
くうそくぜしき。
じゅそうぎょうしき。
やくぶにょぜ。
しゃりし。
ぜしょほうくうそう。
ふしょうふめつ。
ふくふじょう。
ふぞうふげん。
ぜこくうちゅうむしき。
むじゅそうぎょうしき。
むげんにびぜっしんに。
むしきしょうこうみそくほう。
むげんかい。
ないしむいしきかい。
むむみょう。
やくむむみょうじん。
ないしむろうしやくむろうしじん。
むくしゅうめつどう。
むちやくむとく。
いむしょとくこ。
ぼだいさった。
えはんにゃはらみったこ。
しんむけいげ。
むけいげこ。
むうくふ。
おんりいっさいてんどうむそう。
くきょうねはん。
さんぜしょぶつ。
えはんにゃはらみったこ。
とくあのくたらさんみゃくさんぼだい。
こちはんにゃはらみった。
ぜだいじんしゅ。
ぜだいみょうしゅ。
ぜむじょうしゅ。
ぜむとうどうしゅ。
のうじょいっさいく。
しんじつふこ。
こせつはんにゃはらみったしゅ。
そくせつしゅわつ。
ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼうじ そわか
はんにゃしんぎょう
)



●次、咒

◆根本明王咒 三徧
なも ばぎゃばてい うしゅにしゃ 唵 ろろ そぼろ じんばら ちしゅた しっだ ろしゃに さるば あらた さだにえい そわか

◆日月胎金理智咒 三徧
唵 阿 び ら 吽 けん 阿 あー あん あく あーんく ばん 吽 たらく きりく あく ばさら だと ばん



<◆淫姫星魔羅咒 徧数随意>
※ロイ

◆五秘密菩薩咒(理趣経十七段総咒) 七徧・廿一徧・一魔羅徧(※単位:1マラ=108)
唵 摩訶 そきゃ ばさら さとば じゃく 吽 ばん こく そらた さとばん

<◆本覚咒 徧数随意>
男:不動尊像隠形法(金剛界立修法)
唵 きゃら かんまん
女:愛染尊像隠形法(胎蔵界立修法)
なまく さまんだ らが きゃんあん そわか

<◆鎮護天女拾貮咒 徧数随意>
唵 だきに ぎゃち ぎゃか“ねい”“えい” そわか

<◆だいこく咒 徧数随意>
唵 摩訶 きゃらや そわか

<◆金剛蔵王大権現咒 徧数随意>
唵 ばさら くしゃ あらんじゃ 吽 そわか



◆ぼろん咒 三徧
唵 ぼろん

◆佛眼咒 三徧
唵 ぼだ ろしゃに そわか



●次、光明真言 三徧
唵 あぼきゃ べいろしゃなう まかぼだら まに はんどま じんばら はらばりたや 吽

<●次、随求陀羅尼>
唵 ばらばら さんばら さんばら いんだりや びしゅだり 吽 吽 ろろ しゃれい そわか



●次、壽歌壽噺

※常の如し。

なにわづに(難波津に)
さくやこのはな(咲くやこの花)
ふゆごもり(冬ごもり)
いまをはるべと(今は春べと)
さくやこのはな(咲くやこの花)

ひとふたみ(壱弐参)
よいつむななや(肆伍陸漆捌)
ここのたり(玖拾)
ひふみゆらゆら(壱弐参由良由良)
ふるへゆらゆら(布瑠部由良由良)

ふかきとが(ふかきとが)
いまよりのちは(いまよりのちは)
よもあらじ(よもあらじ)
つみあさくさに(つみ浅草に)
まいるみなれば(まいる身なれば)

等、適宜に。



●次、名

※常の如し。

大己貴命(おおなむちのみこと)、
浅草観音(あさくさかんのん)、
鎮護大使者(ちんごだいししゃ)、
東方金剛慾菩薩(とうほうこんごうよくぼさつ)、
南方金剛触菩薩(なんぽうこんごうそくぼさつ)、
西方金剛愛菩薩(さいほうこんごうあいぼさつ)、
北方金剛慢菩薩(ほっぽうこんごうまんぼさつ)、
中央金剛王菩薩(ちゅうおうこんごうおうぼさつ)、

等、適宜に。



●次、廻向段

◆佛頂尊勝陀羅尼
なも ばぎゃばてい たれいろきゃ はらちびししゅたや ぼだや ばぎゃばてい たにゃた おん びしゅだや びしゅだや さま さま さまんたばばさ そはらだ ぎゃち ぎゃかな そばはば びしゅでい あびしんじゃと まん そぎゃた ばら ばしゃな あみりたあびせいけい まか まんだら はだい あから あから あゆ さんだらに しゅだや しゅだや ぎゃぎゃな びしゅでい うしゅにしゃ びじゃや びしゅでい さかさら あらしめい さんそじてい さるば たたあぎゃたあばろきゃに しゃたはらみたあ はりふらに さるば たたあぎゃた きりたやあじしゅたなあじしゅちた まか ぼだれい ばさら きゃや そうかたな びしゅでい さるばあばらだ ばや どらぎゃち はりびしゅでい はらちにばりたや あゆく しゅでい さまやあじしゅちてい まに まに まか まに たたたあ ぼた こうち はりしゅでい びそほたあ ぼうじ しゅでい じゃや じゃや びじゃや びじゃや さまら さまら さるば ぼだあじしゅちた しゅでい ばしり ばさら げるべい ばさらん ばばと まま (某) しゃりらん さるば さたばなん しゃ きゃや はりびしゅでい さるば ぎゃち はりしゅでい さるば たたあぎゃたあ ししゃめい さまあしばあさ えんと さるば たたあぎゃた さましばさあ じしゅちてい ぼっじゃ ぼっじゃ びぼっじゃ びぼっじゃ ぼうだや ぼうだや びぼうだや びぼうだや さまんた はりしゅでい さるば たたあぎゃた きりだやあ じしゅたなあじしゅちた まか ぼだれい そわか

◆一切如来心秘密全身舎利寶篋印陀羅尼
なましちりゃ じびきゃなん さるば たたあぎゃたなん おん ぼび はばだ ばり ばしゃり ばしゃたい そろ そろ だら だら さるば たたあぎゃた だと だり はどまん はばち じゃや ばり ぼだり さんまら たたあぎゃた だるま しゃきゃら はらばりたな ばしり ぼうじ まんだりょうぎゃらりょうぎりてい さるば たたあぎゃたあ じしゅちてい ぼうだや ぼうだや ぼうじ ぼうじ ぼっじゃ ぼっじゃ さんぼうだに さんぼうだや しゃら しゃら しゃらんど さるばあばらだに さるば はんば びぎゃてい ころ ころ さるば しゅきゃ びぎゃてい さるば たたあぎゃた きりだや ばさらに さんばら さんばら さるば たたあぎゃた ぐきゃ だあらじ ぼじり ぼてい そぼでい さるば たたあぎゃたあ じしゅちた だと げるべい そわか さまやあじしゅちてい そわか さるば たたあぎゃた きりだや だと ぼだり そわか そはらちしゅちた そとべい たたあぎゃたあ じしゅちてい ころ ころ うん うん そわか おん さるばたたあぎゃた うしゅにしゃ だと ぼだらに さるば たたあぎゃたん さだと びぼしたあ じしゅちてい うん うん そわか

◆千手千眼觀世音菩薩廣大圓滿無礙大悲心陀羅尼
なも あらたんなたらやあや なも ありゃあばろきていしんばらや ぼうじさたばや まかさたばや まかきゃろにきゃや おん さるば らばえい しゅたんなたしゃ なもしきりたば いもう ありゃあばろうきていしばら りょうだば なもならきんじ けいり まか ばたしゃめい さるば あたずしゅぼう あぜいよう さるば さたな まばぎゃ まばどず たにゃた おん あばろけい ろきゃてい きゃらてい いけいり まか ぼうじさたば さるば さるば まら まら まけい まけいり だよう くろ くろ きゃらぼう どろ どろ ばじゃやてい まかばじゃやてい だら だら じりに しんばらや しゃら しゃら まま (某) ばっまら ぼくていれい いけい いけい しっだ しっだ あらさん はらしゃり ばしゃばさん はらしゃや ころ ころ まら ころ ころ けいり さら さら しっり しっり そろ そろ ぼうじや ぼうじや ぼうだや ぼうだや みていりや ならきんじ だりしにな はやまな そわか しっだや そわか まかしっだや そわか しっだゆげいしんばらや そわか ならきんじ そわか まらなら そわか しっらそうかぼきゃや そわか しゃば まか かしったや そわか しゃきゃらかしったや そわか はんだま かしったや そわか なら きんじ ばぎゃらや そわか まばり しょうぎゃらや そわか なも あらたんなたらやあや なも ありゃあばろきていしばらや そわか しっでんと まんだら はだや そわか



●總廻向文詞後口上

(上句)

○○○○(※送出)、恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まお)さく。功徳(くどく)を○○○○(※受入)(の(※別に願意や供養と挿入する場合は此処に挿入)の為)に廻向(えこう)し、福聚海無量(ふくじゅかいむりょう)。守給(まもりたまえ)幸給(さきはえたまえ)。と、恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まお)す。

(並びに、○○○○、恐み恐みも白さく。功徳を○○○○に廻向し、福聚海無量。守給幸給。と、恐み恐みも白す。)

(下句)



●次、禮拜

※前の如し。



●法螺囃子