年が明けたある日
私はまたお客様と再会した。
その日は某所の料亭でお夕食を頂き
そこから私の家が近かったので
家まで送ってくれることに。
内心、もしかしてDV彼氏と鉢合わせになったらどうしようとヒヤヒヤだった。
そんな状況でもお客様に家まで送ってもらおうと思えたのは、私の中でこの人を信用したいと思えてきた証拠だ。
家について、さすがにこのまま帰ってもらうのもなぁと考えて、
お茶でもと家に招き入れた。
家の中は、DV彼氏の私物でいっぱいだけど。。。
お客様の固まった表情は
今でも覚えてる。
20分くらいで
「俺帰るね」
と言って家を出て行った。
駅まで送って行ったが
その道中、ずっと彼は黙っている。
「どうしたの。。?悪いことでもした。。?」
そりゃああの家の中を見て
彼は現実を見て怒りに震えたかもしれない。
「手、にぎって。」
そう彼に言われて握った手は
震えていた。
つづく