お風呂に入りながら色々な話をした。
なぜここで働いているのか?
将来の夢のことも。
その頃は、もう一度大学で学び直したくて
学費を貯めてたんですね。
色々話を聞くと
私が目指している業界と同じ領域で
彼は仕事をしているらしかった。
このお店での最後のお客さんだったからなのか
彼自身に興味を持ったからなのか
彼には話さないとという気持ちになった。
「実は今日でこのお店やめるんです。」
と私は彼に告げた。
「え!?」
と彼はビックリしていたけど、
クローゼットにまとめた荷物を見て、
状況を理解してくれたようだった。
彼の帰り際、彼はタバコを吸いながら
私に一枚の名刺を差し出した。
嘘でしょ。。。
つづく