CONGO JUSTICE ×大津司郎 「アフリカを見つめ、日本を見つめ、自分を見つめる」というイベントにRRRメンバーで行って参りました。
まず初めにCONGO JUSTICEさんの作られた「Crisis in The Congo」という動画で
今コンゴで何が起こっているのかを会場全体で共有しました。
http://vimeo.com/29126909
その後、大津司郎さんのお話を伺いました。
大津司郎さんは百数十回もアフリカに渡って取材をしているフリージャーナリストの方で、
とてもお話が参考になったので、要点だけお伝えしたいと思います。
特に以下の三つが印象的でした。
1.アフリカから見る日本の危機
2.グローバル人材と言われているが、果たしてグローバル人材とは何なのか?
3.コンゴ民主共和国をはじめとしたアフリカで起こっている現実
すべて書いてしまうと長くなってしまうので、お話に会った中で各2,3つずつ具体例を紹介します。
1.アフリカから見る日本の危機
●世界の最前線で必要とされているのは言葉や留学ではない。
人間関係の構築力。コミュニケーション能力。
日本は島国。韓国は半島、大陸。
海外では争いで血が流れているから、ホントの意味での生き残る知恵を使っている。
日本はその機会が少ない。
だから日本人こそアフリカを含む世界中から、様々な知恵や教訓を学ぶべきだ。
●毎日250人が広州から中国とアフリカを中国人が往復している。
また、モロッコでは韓国のヒュンダイの独壇場。
2.グローバル人材と言われているが、果たしてグローバル人材とは何なのか?
●日本ではよくグローバル人材と言われているが、
日本のグローバルはTOEICと留学。でも海外に行かなくない?
●ちまたに国際、グローバルという言葉が飛び交っている。
しかし、その受け皿がない。青年海外協力隊でさえ、社会的な力として何も使われていない。
※現在、東北の復興でその力が使われているようです。
3.コンゴ民主共和国をはじめとしたアフリカで起こっている現実
●コンゴでは、少なく見積もっても400、500、600万人の人が死んでいる。
このレアメタルの争奪戦等を映像としてメディアに持っていくと、
今のニュースではないと言われたそうです。
つまり全て自分で先行投資をしなければ取材が出来ません。
(メディアは視聴率がとれないから金を出せない)
●マレーシアからの留学生の発言。
マレーシアではやっていたのに日本ってアフリカのニュースをやっていない。
新聞でも、テレビでも世界ではコンゴの話は当たり前なのに、日本ではやっていない。
●日本はすぐ平和構築に行くけど、その前にリアル。
日本には平和構築はあるけど、紛争研究所はない。平和構築の手前のリアルがない。
10年前は、先進国としてアフリカを救わなければならないという考えであったが、
今はアフリカを見なければ日本の未来がないという状況に変わったのだと実感しました。
ちなみにCONGO JUSTICEさんは、紛争鉱物をはじめとしたコンゴ民主共和国の現状を伝える事を通し、
先進国から出来る協力の在り方を共に考え、実行していく場を作る活動をしている団体様です。
詳細:http://congojustice.com/
よろしければ当プロジェクトHPの方もご覧下さい。
⇒http://rrr.eco-2000.net/index.html
まず初めにCONGO JUSTICEさんの作られた「Crisis in The Congo」という動画で
今コンゴで何が起こっているのかを会場全体で共有しました。
http://vimeo.com/29126909
その後、大津司郎さんのお話を伺いました。
大津司郎さんは百数十回もアフリカに渡って取材をしているフリージャーナリストの方で、
とてもお話が参考になったので、要点だけお伝えしたいと思います。
特に以下の三つが印象的でした。
1.アフリカから見る日本の危機
2.グローバル人材と言われているが、果たしてグローバル人材とは何なのか?
3.コンゴ民主共和国をはじめとしたアフリカで起こっている現実
すべて書いてしまうと長くなってしまうので、お話に会った中で各2,3つずつ具体例を紹介します。
1.アフリカから見る日本の危機
●世界の最前線で必要とされているのは言葉や留学ではない。
人間関係の構築力。コミュニケーション能力。
日本は島国。韓国は半島、大陸。
海外では争いで血が流れているから、ホントの意味での生き残る知恵を使っている。
日本はその機会が少ない。
だから日本人こそアフリカを含む世界中から、様々な知恵や教訓を学ぶべきだ。
●毎日250人が広州から中国とアフリカを中国人が往復している。
また、モロッコでは韓国のヒュンダイの独壇場。
2.グローバル人材と言われているが、果たしてグローバル人材とは何なのか?
●日本ではよくグローバル人材と言われているが、
日本のグローバルはTOEICと留学。でも海外に行かなくない?
●ちまたに国際、グローバルという言葉が飛び交っている。
しかし、その受け皿がない。青年海外協力隊でさえ、社会的な力として何も使われていない。
※現在、東北の復興でその力が使われているようです。
3.コンゴ民主共和国をはじめとしたアフリカで起こっている現実
●コンゴでは、少なく見積もっても400、500、600万人の人が死んでいる。
このレアメタルの争奪戦等を映像としてメディアに持っていくと、
今のニュースではないと言われたそうです。
つまり全て自分で先行投資をしなければ取材が出来ません。
(メディアは視聴率がとれないから金を出せない)
●マレーシアからの留学生の発言。
マレーシアではやっていたのに日本ってアフリカのニュースをやっていない。
新聞でも、テレビでも世界ではコンゴの話は当たり前なのに、日本ではやっていない。
●日本はすぐ平和構築に行くけど、その前にリアル。
日本には平和構築はあるけど、紛争研究所はない。平和構築の手前のリアルがない。
10年前は、先進国としてアフリカを救わなければならないという考えであったが、
今はアフリカを見なければ日本の未来がないという状況に変わったのだと実感しました。
ちなみにCONGO JUSTICEさんは、紛争鉱物をはじめとしたコンゴ民主共和国の現状を伝える事を通し、
先進国から出来る協力の在り方を共に考え、実行していく場を作る活動をしている団体様です。
詳細:http://congojustice.com/
よろしければ当プロジェクトHPの方もご覧下さい。
⇒http://rrr.eco-2000.net/index.html