千代子が全然こっちを見ない。会話も少ない。年始に怒ったから怒ってるんだろうか。不安になる。
賽銭箱に100円入れる。加可雄君の合格と健康を祈る。
賽銭箱に100円入れる。千代子の合格と幸せを祈る。
境内に座る。「手作りじゃないけど手作りー」とチョコを貰う。はてはて。開ける。
「ワォ!もう合格決まったようなもんだよきっと!ワォ!」と喜んでる。しめしめ。きっと勝つよ。
「こないだ何であんなに怒ったの?」と聞かれる。何でってそんな・・・。
「千代子の将来のベクトルを僕がディスターブするのは二人のフューチャーにとってトゥーバッドだし明らかにダウトだよ!」とまたちょっと怒られた。勉強の成果が垣間見れるけどルー語みたいでちょっと可笑しい。
少し笑われた。こっちは真剣なのに・・・。「千代子」で100点は取れないかも知れない。
何か落ち込んでる。真剣だったのかな。笑ってごめんよ・・・。
「でもあんまり勉強無理しないでね。・・・もし、別々の高校になったとしても大丈夫だからね!」と言われる。少し離れてる間に千代子が離れてしまった気がする。10点も取れないかも知れない・・・。
「一緒の高校行く為にハードにスタディしてるのにそりゃ無いよ!」と怒られた。身体が心配なのに・・・。悲しい。泣きそうだ。
「怒らせちゃってごめんね。でもホントに無理しないでね。今日はもう帰るね。バイバイ」と千代子が行ってしまった・・・!何かこのままじゃダメになる、何か言わなきゃ何か言わなきゃ!
涙が少し出てきた。いつも一緒にいる気でいたのに違ってたのかも知れない・・・。顔をちゃんと見たいけど振り向けない。
「・・・I、・・・I want to B with you!(君とBへ!)」
嗚呼!何言っちゃてんだ!
「・・・I want to be with you (一緒にいたい)?」
ポロポロ涙が出てきた。
「・・・イエス!イエス ミー トゥー!」と千代子が駆けて戻ってきて抱き締められた。い、いいのかい?
両手で背中をさすってくれる。手の動きが少し妙だけどとても安心する。ギュッと抱き締める。いつまでもトゥギャザーしようね。
鼻血が出る。
おしまい