夜を迎える。トナカイ達をそりに繋ぐ。ルドルフが興奮して笑い過ぎて泣いている。少し怖い。荷物を積む。出発する。ベルを鳴らす。ホーホーホー。途中でUFOとすれ違う。超驚いた。UFOはいたのかと感動する。日本に向かう。
東京に到着。昨年お世話になった一文字刑事の家に向かう。太郎君は「休みがほしいです」と願いを送ってきていた。気になる。一文字家に到着。セキュリティは無い様子。窓から入る。太郎君がすやすや寝ている。家に一人だけの様子。気になる。靴下発見。中に太郎君からの手紙が入っている。手紙を読む。どうしたものかとしばらく頭をひねっていたら、こめかみに銃口が当てられた。一文字刑事だ。捕まった。
警察署に連行される。住居不法侵入と幼児誘拐未遂と昨年の公務執行妨害の容疑で逮捕される。一文字刑事に取調べを受ける。滅茶苦茶怒っている。何話しても信じてくれない。北極から来た事も大きなUFO見た事も。あれからずっと銃口がこめかみに当てられている。ひょっとしたら殺されてしまうかも知れない。銃弾をプレゼントしてやると息巻いてる。超怖い。太郎君がクリスマスプレゼントに休みを欲しがってる事を告げる。一文字刑事の勢いが止まる。太郎君の手紙を見せる。
「 サンタさんへ
プレゼントはパパの休みがほしいです。
パパの休みがあればママがうちに帰ってきてくれて
パパと三人であそべると思うからです。
なにとぞお願いします。
たろう 」
一文字刑事が涙目になった。私ではこのプレゼントをあげることが出来ないのだよ、あげられるは君だけだと諭す。一文字刑事が泣いて鼻が赤くなっている。そこに、トナカイ達が壁をぶち破って助けに来てくれた。ルドルフは私を見て安心したのか泣き始めた。笑っておくれルドルフ。ありがとう。やっぱりルドルフには笑顔が似合うと思う。警察署を後にする。一文字刑事はポカンとしていた。
おしまい
その後。一文字刑事は一連の事を上司に報告した所、上司から「少し休みを取れ」と休暇が与えられた。太郎君は「サンタさんがプレゼントくれたんだね。ありがたいね」と喜んでいた。