お弁当。


誰かと食事するのって
人前で食すのって嫌


だけどね、お弁当は
好きだった。


一緒に食べるお弁当
美味しかったの




今ね 忘れかけてた
情景を思い出したの






毎日毎日一緒に居て
一緒にお昼ご飯食べて


貴女結構
コンビニで買ってたよね



自分で作って
偉いねって 言ってくれた






私の眼の前に
貴女が居て


私を尋ねに友達が
他の教室からやって来る


友達にくっついて
他クラスにお邪魔したり
話をしたり
いたずらしたり




友達が運動靴を忘れたって
私本当は持っていたけど
忘れたフリして先生に一緒に怒られた




一人じゃ虚しいでしょ
二人なら半分にならない?



だから 忘れたフリしたの


普通そこまでしないよねって自分でも思った






あと 友達が赤点だったから数学の補習1時間以上受けなきゃならないらしく


私はぎりぎり大丈夫だったけど、

いいよ
私も一緒に受けるよって
一緒に居残りしたことも
あったね







沢山あるんだよ
もう決して 決して誰にも話す事もない話が
記憶(おもいで)が





私が消えれば
その物語も意味が無くなる




時効は過ぎた
だから私は手放す










忘れてもいいんだよ





でもね


忘れなくてもいいんだよ











あの駅も バス停も

あの校舎も


君達の顔も






忘れても、いいんだよ







でもね 忘れられない
忘れる事が難しい
苦しい




無理して
忘れなくてもいいんだよ


それは





自分にまだ
微かに、僅かに

必要なんだって事








忘れる必要がなくなったら

忘れられる から









短い間だったね

仲良くしてくれて
有難う


感謝します







次 創るなら





色褪せない想い出と



今度こそ
今を未来に繋げる
切れない糸を






私に、来世に、ください。






現世ではもう
手遅れだから








なんてね。





来世なんか
絶対要らないよ








私は今を 大切に
するんだ


今だけ