WHO AM I ?

珈琲を飲みながら、何のことという訳でもなく、確かに僕は考えごとをしていた。
我ながら、速すぎて見えないよ、そこにイメージが有ったのかもわからない現状である。
ただ、囲まれて何かを咎められるような弱い声が、関わりたくないんだ、ほっといてくれと、そう嘆願した。
その瞬間、涙が出そうになった。

お前は誰だ？
俺は、そんなに弱くはないから。
お前は誰だろうな？
俺は、そんな度胸はないから。

じゃあ、お前を見ている俺は誰なんだ？



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