子供がいる時は5時半に起きて
お弁当を作り、洗濯を回し、お風呂を洗う。

そして、自分の身支度をして7時に家を出る。

フルで働いて、買い物をして18時ごろに家に帰る。
そこから夕食を作り、片付け、洗濯を畳む、掃除をするなど、毎日バタバタだった。
とりあえず、食事洗濯以外の家事は補欠となる。
元旦那は家が散らかると落ち着かないとキレるので

いつも怖くて、必死に子供にも散らかすなと

注意をした。自分と子供を守るために必死に動いた。

別れた後は、そこは後回しににできるので
随分と気持ちが楽になった。子供もオドオドせずに

家が安らげる場所となった。

 

いつも居間で待っていた子供が

帰ると「お腹すいたー」とダイニングで私に伝えてきた。

「すぐ作るねー」と一時間で必死にごはんを作る。

子供の笑顔で頑張れたんだろうな。
全てが子供のために、しんどくても

頑張れた。
 

そして、今、実家に戻り、父と暮らす毎日
もっと時間余るかなと思っていたが
そんなこともなく、バタバタはしないが
目についたことからゴソゴソと不要な物を
片付けたり、修理したり庭の掃除をしたりと

あっという間に
時間が過ぎる。

 


 

実家にいると、フッと過去が
なかったような錯覚に陥る。
いいのか?悪いのか?
自分の過ごした二十年間が

夢か?と思うほどだ。

 

だけど、部屋には子供二人の写真もある。

記憶もある。

複雑に入り混じる。

消したい過去は

深い深い所に入って

そのうちDeleteされへんやろかな。

 

実家に住んで

過去の結婚生活、元旦那が悪夢かと思えることが

ある意味幸せかもしれないな。