[実習内容]
・検収、納品
・計数調剤
・計量調剤(一包化)
・服薬指導
・薬歴記入
・経腸栄養法見学
・漢方製剤の精製
・施設用の薬セット
[修得したこと]
・薬歴により前回抗生物質が出ていることがわかれば、副作用として便の異常がないかを患者さんに確認する。
・貼付薬が出ている場合、光線過敏症の恐れがあるので日に当てないように説明し、かゆみが起こっていないか確認する。
・利尿剤は排尿頻度が高くなるため、外出時患者さんは飲みたくないという。今回は医師了承済みであったが、それを患者さんから医師に伝えていない場合は医師に伝える手段を考える。
・経腸栄養法で、寒天化させた経腸栄養剤と薬剤を、注射器を用いて胃瘻に注入する方法を見学・体験し学んだ。
・寝たきりの患者さんが杖や補助具を用いて歩行ができるようになるだけでも、全身の筋肉が使われ、発達し、全身に良い影響をもたらす。運動量の増加に伴い免疫力が上がるため、カニューレや胃瘻接合部の感染もある程度防ぎやすくなる。
・失語症や脳梗塞の後遺症で言葉を発することのできない患者さんは、子供用の単語カードで簡単な意思疎通をしたり、また、脳に刺激を与えるために逆さ言葉カードで脳をトレーニングしたりすることも効果がある。
・葛根湯の精製法・副作用である下痢止めの精製を体験し、感冒における漢方処方について証の見方を学んだ。
[反省点]
・今まで経腸栄養剤を処方箋通りに数を取り揃えることしか考えていなかったが、患者さんの体内に入るまでに介護者の方が手を煩わせて服用されているということを身をもって体験させていただくことで、調剤中の意識も変わると思う。
・寝たきりになった患者さんが歩けるようになるまでに回復するというのは考えたこともなかったのでとても驚いた。ケアや本人の体力により回復の見込みもあるということを視野に入れられれば、胃瘻の設置が必ずしもQOLの低下を招くわけではないと感じた。
[感想]
・経腸栄養法は患者さん本人にとっても介護者にとっても心身ともに辛いものであり、近年是非について議論されているが、今日見学させていただいたご夫婦からはお互いの深い愛情がみられ、胃瘻をつけるかつけないか、価値は本人やご家族によって決まると思った。