りりーです。


妄想の話です。


読んでね。



翔〜



俺が楽屋に入った時、



「ね、リーダー知らない?まだ来てないんだけど、、、」



挨拶より早く、松潤がそう言った。



俺はこの仕事の前に違う1つ仕事があって、今日の楽屋入りは最後だと思っていた。



「え、、そ、、そうなの、、?知らないけど、、何か連絡ないの?」



「うん、、ないんだよね、」



「じゃ、そろそろ来るんじゃね?」



「うん、、事故とかじゃないといいんだけど、、」


「そしたら連絡来るでしょ、、」


そういいながらも、にのもいつものゲームもやらず心配そうにしている。



松潤は何度もドアを開け、廊下を見てる。



ふ、、う、、



来ない、、?



いや、



それはあり得ない、



智が仕事をほったらかすなんて、、絶対ない、



そうすると、、



なんだ、、?



具合が悪いとか、、?



具合、、?



いや、違うだろう、



たぶん、、そう、、分かってる、



心配には変わりないけれど、



どう心配していいのか分からない。




「来た!」



廊下を見ていた松潤がそう叫んだ時、



やっぱり俺はホッとした。



智が仕事を放棄するわけが無い、、



楽屋に入ってきた智は目が赤いと騒がれて、



見ると真っ赤で、



服も、智が持ってるような服じゃ無い、



どうしよう、、


冷やさなきゃ、、



そう思った時、



まさきが氷とタオルを持って来た。



いつの間に、、?



やっぱり、心配なんだ、、



皆んな一人一人、智を心配して、、



ああ、、下を向いて冷やしたって、



充血は引きにくいじゃない、、



俺は堪らず、智の頭を下げ、顔を上に向けてやり、そう冷やすように言った。



俺にはこれが限界だった。



〜続く〜