りりーです。


妄想の話です。


読んでね。



〜ヤマラバ〜


翔〜


今日の楽屋の中、変な雰囲気だった。


なんとなくだったけど、気になった。


まさきのトイレを追うような智、、


なに?


何、、?


先に智が戻ってきたけれど、その表情は浮かない、


ん?


まさきが戻って来ない、、


さり気無く席を立ち、トイレに向かう。


廊下に出てからは、早歩きしをして、急いでトイレに向かう、


トイレのドアを開けると、しゃがんで肩を震わせているまさきがいた、


ど、、どうした?何があった?


頭が混乱する。


まさきと、、さとし、、


2人が何を、、?


俺が声を掛けると、まさきはびっくりしてパッと立ち上がり、洗面にかけこみ、顔をバシャバシャと洗う。


「ふふ、、なに?翔、、ちゃん、、おしっこでしょ、早くしないと、、ホラ、、もれ、、ちゃ、、うよ、、」


赤い目して、それ、精一杯笑ってるつもりか、、


それでも健気に頑張って話すまさきを見て、耐えられない。



「なんか、あった、、?」


「ううん、、何も、、別に、、ないよ、、何でもないんだ、、ゴメンね、翔ちゃんを心配させちゃって、、じゃ、、俺先行くね、、」



トイレを出て行くまさきが見れない、、。



俺が悪いのは充分分かっている。



けど、



まさきも智も、絶対手放せないんだ。



3人が辛くなるのは分かってるけど、、



分かってるけど、



仕方ないんだ。



ごめん、、2人とも、、



智〜


相葉ちゃんの様子が変だった。


前より会話もないし、


何より、オイラの目を見ない。


いつもなら、話す相手の目をじっと見る、相葉ちゃんの事、、



オイラ、、なんか悪いたかな、、



ここんとこずっと引っかかっていたから、



今日は思い切って聞いてみようと思ってた。



誤解を解くならなら早い方がいい。




ちょうどトイレに行く相葉ちゃんを追いかけた。



何気に一緒に入って直接聞いたんだ。



でも、何でもないって言う。



優しい相葉ちゃんの事、



きっと言えない事があるのかな、



俺を傷つけまいとして、、?



どんなに考えても、相葉ちゃんに何かしたオイが思い出せない、、



オイラって自分の知らないうちに酷いこと、したりしてんのかな、、?




でも何でもないっていうから、それ以上聞いても仕方ない。



オイラはトイレを出て、楽屋に戻った。



何気に翔くんを見た。



あれ、



なんか翔くんも変、、



何?



俺は何でもない風に椅子に座りスマホをいじり始めた。



それでも、チラチラと翔くんを見ていた。



すると、


今度は、翔くんがトイレ、、?かな、、



席を立つ。



、、、?




行った後、そっとドアを開けると、



走って向かう翔くん、



何、そんなに急いでんの、、?




あれ、、?



変な胸騒ぎ、、、



まさか、、



翔くんは、相葉ちゃんのとこへ?



え?



そんな事、、



偶然だよ、、



翔くんは、トイレに行きたいんだ、、



偶然、、



オイラは確かめたくなって



後を追いかけた。



〜続く〜