私にとっての初体験 | としこのブログ

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誕生日当日は会えそうにないからと
前倒しで時間を作ってくれた。

青山でプレゼントを選び、その後食事に出た。

今夜は梨沙子のしたい事、全部しよ。
何でも良いよ。何時まででも。
と言う彼と長い長い夜を過ごしたあの日。

今だに陶酔してる。


酔いも深くなった頃
私の大切で特別なバーで
私のどこがすき?と聞くと、

まずその性格が好き。
一緒にいて楽しいところ、
あと、シンプルに可愛いところ。
だから全部叶えてあげたいと思ってしまうと
彼は言うのだった。


心の奥の方がほてった。

言葉にするの難しいし私も経験したことが無い
感覚と感情だ。
彼の内側から少しずつ魅力という名の要素が
私にじんわりと入ってきて、
気が付いたら頭からつま先まで満ちていた
と言うのが今のところしっくりくる表現の愛。

だいたい一目惚れが多かった私にとって
新しくてだから今までと何か違うって
違和感がずっとあったんだろうな。
いま凄く腑に落ちている。


彼の一言一言や、
その逞しくて優しさがひと匙の行動に
私は守られ、助けられ、満たされた。


翌朝、魔法が溶けたシンデレラのように
沢山泣いた。
幸せな夜が終わってしまった事は、
悲しくはなく切なくもなく、
胸がいっぱいで泣いてしまった。