あくまで私の場合の話です。

『こだわり』そう言うと素敵なもの、格好いいものに感じていました。通好みの。わかる人にしかわからない。つまりわかる人にしかわからない…。
 
 それも一理あるのかもしれません。

 しかし、これが私を苦しめもした。そんな気がします。

 『こだわり』とは、それ以外を否定しているのでは…?こだわっていなくてはいけない。普通ではだめ。そんな意味に捉えてしまったら…?
 
 いつにかそんな意味合いが出来てしまいました。

 私は昔から、傷つくと、そんな人になりたくない。と、いい人になる『こだわり』を増やしてきました。
 いい人になるのは良いことだと思いますが、私にその器があるのかということです。  
 考えだけ立派にしていっても、器が伴わなければ頭でっかちになり、器とバランスがとれません。
 
 この辺りも、心の病の原因となったように思います。