WOWOWで映画三昧 Part239 | 継続は記録なり~第二章~

継続は記録なり~第二章~

2005年6月24日から始めたYahooブログが閉鎖され、約14年分の記録ごと泣く泣くお引越し。
2019年6月からここで新たなスタートです。

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お休みに入った直後4日間で5本の映画を見たものの、その後実家に帰っていたこともあり、あと2本が全く見れず。
先週の土曜日に録画した映画が大好物で見入ってしまったので、後1本見ちゃおうと今日の午前中に視聴しました。

これアップしたら、韓国ドラマを見なくっちゃ。

 

 

<< ドラゴンクエスト ユア・ストーリー >>

 

 

出演:佐藤健(リュカ) / 有村架純(ビアンカ) / 波瑠(フローラ) / 坂口健太郎(ヘンリー) / 山田孝之(パパス) / 吉田鋼太郎(ゲマ)

自己評価:◎(でも最後がとっても嫌)

<2019年 日本>
父パパスと生まれた時から母マーサを探す旅に出るデュカはサンタローズで暮らしていた。ある日パパスがマーサを連れ去ったゲマと戦闘中、デュカとヘンリー王子を人質に取られてしまったパパスは手を出すことが出来ずにデュカの目の前で命を落とした。ゲマに連れていかれた2人は奴隷として働かされ10年の月日が経過する。2人はここから逃げ出す方法を毎日考えていた時、死んだ人間は樽に入れて捨てられると聞き、樽に潜り込んで脱走することに成功した。偶然通りかかったプサン に助けてもらい、2人はヘンリー王子の城へ向かうが、パパスが最後に言い残したマーサは生きているという言葉が気になるデュカはヘンリーと別れ生まれ育ったサンタローズの自宅に戻ることに。隠し部屋からパパスの日記を見つけたデュカは、自分が天空の民の末裔だと知ると、天空の剣と勇者を探せば母を探し出せると知り、自宅にやってきたサンチョから形見の刀を受け取り旅に出ることを決める。後ろをついてくるスライムを連れ、メタルスライムを倒し、キングスライムに潰されながらも進んでいったリュカは、幼い頃一緒に暮らしていた獣のゲレゲレと再会し、サラボナという街いやってくる。大富豪のルドマンが天空の剣を持っていると聞いたリュカは、ブオーンという怪物を倒せば、この町の姫と結婚し後継ぎになれると聞く。ところが天空の剣はすでにブオーンに盗まれており城を出たリュカだったが、追いかけてきた姫は幼い頃面識のあるフローラだった。フローラと結婚出来ると有頂天になったリュカはブオーンの住処に向かうも返り討ちにあってしまった。ボロボロになり薬草を求めて入った酒場で薬草を分けてくれたのは、幼馴染のビアンカだった。ビアンカを連れ再びブオーン討伐に向かったリュカは天空の剣を見つけるも鞘から刀が抜けず、自分は勇者ではないことがわかるもブオーンを退治することに成功する。すっかり英雄になった2人は街に戻ると、リュカはフローラと結婚出来ると大喜び。ビアンカはフローラにきちんとプロポーズをするよう背中を押し2人は結婚が決まるが、その夜酒場に戻るとベロベロに寄ったビアンカがいた。部屋に戻ったリュカは占い師から自分の心がわかる小瓶をもらうと、フローラではなくビアンカがいることがわかる。リュカはフローラとの結婚をやめ、ビアンカにプロポーズし、やがて2人の間に息子が誕生すると、サンタローズで幸せに暮らしていた。ところがゲマに居場所を知られ、いち早く逃げ出した一家だったが逃げる途中でリュカが石にされてしまう。息子のアルスをサンチョに預け助けに行こうとしたビアンカだったが、ビアンカがマーサと同じく天空の民だと判明し捕えられてしまった。ゲマは魔界の門を開くための呪文を天空の民から聞き出すためにマーサを捕えており、2人は初対面を果たす。天空の民同士は心で会話が出来るため、ビアンカはリュカの妻だと言い、マーサはゲマの企みを伝えるが、呪文を口にしないマーサに起こったゲマはビアンカを石にしてしまった。それから8年の月日が流れ、サンチョはアルスと共に石の魔法を解くことが出来る杖を探し続けており、ついに杖をリュカの像に放ち開放された。人間に戻ったリュカは目の前の少年が息子のアルスと知り感激するも、襲ってきた怪物に襲われそうになり、咄嗟に背負っていた剣をアルスに渡したリュカ。天空の勇者しか使えない剣と気づくも、アルスは鞘から抜き取り使いこなした。息子が天空の勇者だと知ったリュカはビアンカを助けるために城へ向かうと、アルスはビアンカの石を溶かして開放する。一方、リュカ達は怪物と激戦を繰り広げるも数の多さに苦戦していたが、そこにヘンリー王子が率いる軍がやってきて加勢してくれる。リュカはマーサと再会を果たすも目の前で母はゲマに殺されてしまった。マーサを自身に取り入れたゲマは魔界の門を開く呪文を手に入れついに門が開かれてしまう。するとアルスは天空の剣をあの穴に投げれば良いと剣を投げ入れると、突然すべての動きが停止する。

そう、ここはドラクエのゲームの世界でゲオが召喚したのはコンピューターウイルスでドラクエを壊し始めるが、ずっと一緒に旅をしていたスライムがアンチウイルスであり、スライムから受取った剣でウイルスを消滅させると、ゲームの世界に平和が戻った。家族は再会を果たし、花火があがるとゲームはそこで終了するのだった。

ドラゴンクエストシリーズが大大大好きな私は、映画化されることを知って映画館に行こうかと思ってました。が、予告を見ていて「あ、スライム!」と叫んでしまい、これ映画館で見たらヤバいかも(口走りそう)と断念していたの。ヤベー奴になっちゃうから(爆
今年契約していた時に一回だけ放送された から最優先で予約したんだけど、映像は綺麗だし、ゲームでストーリーは知ってるし、出てくるキャラクターは可愛いし、当然、あ!〇〇だ!とか言っちゃうし(笑
ストーリーよりも映像化されたことが楽しいし、キャラクターの声優はほとんどが俳優さんで豪華だし、ドラクエ好きにはたまらず最高!なんだけど・・・最後が私は×でした。ネットを見ると賛否両論だったし、あえてその展開にする必要ある??ゲームの中で完結してくれてよかったのに、なんで突然現実世界のリュカがやってるゲームという展開になったのか、その意図がわからずです。

 

 

<< 引っ越し大名! >>

 

 

出演:星野源(片桐) / 高橋一生(鷹村) / 高畑充希(於蘭) / 及川光博(松平直矩) / 西村雅彦(藤原)

自己評価:〇

<2019年 日本>
姫路藩の藩主である松平直矩は、参勤交代で江戸に行った際に柳沢吉保を袖にしたことで再び国替えを命じられる。度々の国替えで藩の財政は圧迫されており、妙案はないかと考えた時、鷹村はカタツムリと呼ばれる書庫番の片桐が適任だと勝手に任命する。片桐は人よりも本を好み書庫に籠った生活をしていたが、国替えが失敗したら切腹を免れない役目に大混乱。何もわからない片桐は引っ越し奉行となり、かつて引っ越し奉行をしていた板倉の娘、於蘭に会いに行くが、亡き父の手柄をすべて取られたと手を貸そうとはしない。途方に暮れる片桐は一人板倉の墓参りをしているのを於蘭と息子が見つめており、引っ越しの覚書を抱えて城にやってくる。晴れて引越し奉行となった片桐は於蘭と共に費用の計算をするが使える予算がないため、荷物整理のため家財の半分を処分するよう達しを出す。当然反発を受けながらも進めていった片桐は、自分は何も捨てないくせにと漏らしている声を聞き、集めた本の半数を自ら処分する。最後に残った屋敷では茶器を処分するのを拒む藩士を前に、ここにあるすべてを書き出せと言い、書かれていない物は記憶になく大事ではないとして半数以上を減らすことに成功した。物を減らした次は金策が必要だったが、勘定頭の中西がお金を貸してくれそうな商人のリストを持ってくる。それを元にとある商人の元を尋ねるも、武士は借金をしても踏み倒して返してくれないと言われるが、片桐は自分がどうにかすると土下座をする。その様子を見た商人は藩ではなく片桐のためにお金を貸してくれた。あと半分をどうにか工面する必要があったが、借りるのではなく自分達で運べないかと武士らに訴える。侍が荷を運ぶことなど出来ないと言われるが、借金返済を子供達にさせるわけにはいかないと、皆に協力を促し人数を増やした。その頃、藩士の藤沢は柳沢の家臣と会い、石高を半分にし能のない片桐を中心に事を進めていけば失敗し、松平藩をおとり潰しに出来ると考えていた。ところが殊の外考えを巡らせ上手くやっていることに藤原は焦っていたところに、片桐の噂を聞いた藩士が会いに来る。国替えが再度行われる可能性もあるし、その時石高が増やされる可能性もあると言われた片桐は、いつか読んだ書物にあった策から藩士を減らさなくて済む方法を思いつく。全員を雇うことが出来ない今の予算ではリストラが最善の方法だったが、武士ではなく百姓となり待っていてほしいと訴える。納得いかない藩士達は反抗するも受け入れるしかなく、最後に呼ばれた山里は特に勉強熱心で片桐から本をよくかりていた間柄だった。彼も納得出来ないでいたが、置いていく藩士達をまとめるには優秀な人材が必要だとお願いし、山里も承諾するのだった。引越し準備も始まり荷物を運び出す中、松平もカゴに乗り出発する。城の明け渡しも終了した晩、片桐は於蘭を訪ねて離れたくないと漏らすと、於蘭は夫婦になろうと積極的。2人は家族となり新天地に向かうことになった。港へ向かう一向は漁村の近くを通るが、道脇に控えた漁師が突然刀を抜いた。柳沢と内通している藤原の策略で隠密が仕込まれていたが、体力作りした担ぎ手ではない侍達は強く、運んでいる武器で応戦するも海へ追い詰められてしまった。殿を守ろうと片桐は前に出るも、刀を振るったこともなくボロボロ。敵が襲い掛かってきそうになった時、藩士の茶器を投げつけ女子供も応戦した。松平家の家宝の大槍を使うことを許された鷹村により形勢は逆転し、頭を見事に切りつけた。裏切り者とバレ逃げ出した藤原は、最後の力を振り絞った隠密の頭により命を落とした。ようやくたどり着いた新しい城は驚くほど小さな城だった。引越しが終わった後、片桐は姫路に残してきた藩士達に藩士としての誇りを忘れてほしくないという思いから、日々の出来事をつづった手紙を頻繁に出していた。この地で過ごしたのは7年で、その後山形で8年を過ごしたのち、陸奥への国替えが命じられると、ようやく元の15万石に増えることに。皆をようやく迎えに行けると片桐が姫路へ向かうと、15年の月日が流れても約束通り迎えにきた片桐を見て一同は感激する。共に戻ろうと言う片桐だったが、40名はこの地で百姓として残ると決めており、かつてただの山だった土地は立派な段々畑と化していることに驚きを隠せない。600人で作り上げた畑を40人でわけると残った藩士は笑いながら言い、武士に戻る皆を快く送り出した。袴姿になり戻ってきた一向の前で、片桐は藩のすべてを知っていると国家老に任命され、庭園には15年の間に命を落とした者の名前が刻まれた石碑が建てられた。百姓になり姫路に残った元藩士が返した刀も共に置き、全員で引っ越しを終えたと片桐は報告するのだった。

決算忠臣蔵と同じ頃に公開された映画で、時代物が続くけど気になっていた映画でした。どちらも視点がお金からみた出来事で似てはいるけど、逆に続けて見たことで入り込みやすかったです。最初のナヨナヨした星野源さんもそれっぽいけど、最後しっかりした源さんもまた良し。超面白いというわけではないけど、決算忠臣蔵と合わせて見るのをお勧めします。

 

 

<< 3人の信長 >

 

 

出演:TAKAHIRO(甲:信長) / 市原隼人(乙:信長) / 岡田義徳(丙:信長) / 相島一之(瀬名信輝) / 前田公輝(半兵衛) / 高嶋政宏(蒲原)

自己評価:〇

<2019年 日本>
金ヶ崎の戦いの敗戦から逃げ始めた織田信長を、今川義元の残党が狙っていた。亡き主君の仇を撃とうと蒲原は信長を捕えその首をはねようとした時、家臣も信長を捕えたと駆け込んでくる。信長と思われる人物が3人揃い、2人は影武者だろうが誰が本物かわからない。3人の首をはねて義元の墓前に捧げてたら末代までの恥になると、本物を見つける必要があった。見た目も行動も同じく、自分が信長だと言う3人を、知性のある甲、天然な乙、うつけ者っぽい丙とした。牢に閉じ込めた3人の信長達は仲たがいを始めそうになるも、協力してこの場を乗り切ろうと考える。水攻めにあっても誰も何も言わず、蒲原は過去の記憶をたどり自分がつけた刀傷があるはずだと服を脱がすも、3人とも同じ位置に傷を負っていた。猫嫌いと知り猫を連れてくると3人同時にくしゃみをし、誰が本物か全くわからない蒲原は信長の兵を捕えたため、乙と面通しを行うことに。お互い何も言わないため、蒲原は部下を目の前で殴り始める。動かなくなる兵を目にした乙は、自分は偽物で農民だと告白する。一方、牢の前にいた若い女性は信長のせいで村がなくなり、やっとここに行きついたと話すが、甲と丙は信長に自分達は救われ感銘を得たために影武者になることを決めたと話す。それを聞いた女性はその場を去ってしまうが、その話を聞いていた今川サイドの半兵衛は信長に惹かれ、2人を逃がすために牢の鍵を渡してくれた。半兵衛の協力でその夜2人が逃げ出したと騒ぎになり、その隙を見て2人は隠れるが、村の外には出ていなかった。しびれを切らした蒲原は影武者だと告白した乙の妻子を探し出し、その首を乙の前に置くと泣きながら2人に許しを請うが、その様子を見ていた甲は自分が本物だと飛び出してくる。ところが、今川の家臣の瀬名は2人ともずっとここに猫がいるのにくしゃみをしないと言い、猫を視界にとらえた時だけ演技をしていたと言われてしまった。これにより、残った丙が本物だと思われ、甲も乙もこれ以上は無理だと覚悟を決めた時、半兵衛が昔から信長を知る家臣を連れてくる。何度も相撲を取ったことがある家臣なら顔がわかるその家臣は、この中に信長はいないと叫び、3人とも影武者であることが判明する。3人は笑いながら捕まるまでの経緯を話し始め、本物の信長と一緒にいた甲が逃げる途中に銃で撃たれてしまい、その隙に信長は乙の元へ向かった。そのため自分の周りの兵は半分しかいなくなり、そこに来た蒲原に捕まったと言う。本物の信長は今川の刀を乙に渡すと、一番付き合いの長い丙の元へ向かった。丙は合流の合図を知っている唯一の影武者で2人は合流することに成功するが、そこに瀬名がやってきてしまった。目が悪い瀬名は2人を目の前にしても人の判別が出来なかったため、本物を逃がして丙が捕まったのだった。本物の信長は3人の居場所を見つけて助けに来るため、3人はそれまで時間稼ぎをしていたとわかった蒲原は、ある疑念を抱いていた。3人はどことなく似ていたが、村に唯一残っていた作兵衛という男もまた似た雰囲気を持っていたことから、彼が本物の信長ではないかと彼を捕まえに行こうとすると、3人は必死になったため確信に変わった。3人とも始末しろと命じた蒲原が小屋に向かいもすでに誰もおらず、戻ってきた蒲原は今にも倒れそうなほどボロボロの3人が必死に刀を振るい家臣達と戦っているのを目にする。そこに家臣を引き連れた本物の信長が現れると、想像通り村にいた作兵衛だった。信長は今川の残党を捕えるため、影武者を捕まえさせアジトを見つけようと、すべては信長の計画の上に進んでいたことがわかると、蒲原は膝をつき負けを認める。今川は弱かったのかと問う蒲原に、あんなに運の悪いヤツはいないと答える信長は、何度も戦いたい相手ではないと言った。信長が立ち去った後、4人目の影武者にならないか?と甲は蒲原に問いかけるのだった。

聞いた記憶があったので録画したけど、未だにスマホアプリの「イケメン戦国」にもはまってるし、見てみましょうと思ったらとても軽い内容。
コメディーっぽいやりとりもあるし、重苦しさはほとんどないので見やすいし、やっぱり織田信長はすごいと思いました。もし信長が本能寺の変で命を落としていなかったら日本は変わっていただろうね。

 

 

<< ジオストーム >>

 

 

出演:ジェラルド・バトラー(ジェイク) / ジム・スタージェス(マックス) / アビー・コーニッシュ(サラ) / ダニエル・ウー(チェン) / アレクサンドラ・マリア・ララ(ウーテ) / アンディ・ガルシア(パルマ大統)

自己評価:◎

<2017年 アメリカ>
世界の気象変動をコントロールするため、17ヶ国と共同でダッチボーイと呼ばれる人工衛星のネットワークを作り上げ、国際宇宙ステーションで完璧に管理していた。ダッチボーイを開発したジェイクは能力のあるスタッフと共に宇宙で管理していたが、ある日アメリカの査問委員会にかけられることになり、管理者としての資質を問われてしまう。怒りのあまり議長を罵倒したジェイクは、後任として弟のマックスがそのポジションについたことで2人の関係は悪化する。それから3年後、アフガニスタンのある村で住民が凍り付く異常事態が発生する。調査の結果、ダッチボーイが誤作動したことが判明するが、2週間後にアメリカから国連に管理権が移ることが決まっているため緊急議会が開かれる。マックスは欠陥を認め修正することを主張するが、パルマ大統領は他国には知らせずにアメリカだけで修正することを提案し、適任者としてシステムを知り尽くしたジェイクを任命する。マックスは疎遠になっている兄を訪ね誤作動の修正のために宇宙ステーションへ行ってほしいと頼むも、弟に地位を奪われたことが引っかかり承諾出来ずにいた。考えるジェイクは自身の情熱から宇宙行きを決めるも、娘のハンナは戻ってこないのではないかと不安を隠せなかった。その頃、香港のスタッフでマックスの友人であるチェンが買い物に出た時、突然地面がひび割れマグマが噴出するのを目撃する。逃げるチェンをよそにマグマは高層ビルをもなぎ倒し香港は大混乱に陥ってしまった。ガス管の爆発と発表されるも、チェンが調べようとすると何者かがオフィスに忍び込みチェンのパソコンを調べて始める。身の危険を感じたチェンはダッチボーイにアクセスできなくなったことを伝え、アメリカへやってくるが、マックスの目の前で何者かに背中を押され車に撥ねられて死んでしまった。マックスの婚約者でしーくれ絵っとサービスのサラもさすがに何かあると感じ、マックスの手助けを始める。一方、国際宇宙ステーションに到着したジェイクがダッチボーイの開発者と知ると皆が歓迎する。ジェイクの指示の元、不具合の調査をすると、管理システム全体に問題が起こりシステムが壊れ、データが失われたために修復不可能とわかる。チェン同様に管理者であるマックスもダッチボーイへのアクセスが出来なくなったため、政府のデータ分析官に依頼をするも彼女もアクセスが出来なくなっていた。宇宙船では先日スタッフが外に放り出された事故時の監視カメラから、彼が何かのデータを抜き取っていたことがわかると、管理者のウーテと共にその人物のロッカーを調べることに。そのデータでは真相がわからず、爆発時に飛び出したドライブが船外に引っかかっていることに気づいたジェイクは自ら回収に向かうと、ブースターが突然誤作動を起こし暴走してしまう。間一髪のところで助かったジェイクだったが、一連の動きから誰かが意図的にこの状況を作り上げているのではないかと考え、ウーテと共に究明に乗り出す。その頃地球では制御が効かなくなった衛生により、リオの海が凍り付き、東京では巨大な雹が降り、モスクワは熱波により雪が溶け煙をあげるなど世界中で異常気象が発生していた。チェンが予測した通り、巨大なジオストームが発生することがわかり、その時刻は刻々と迫っている。ジェイクは暗号を使ってマックスに意図的に起こっている出来事だと伝え、国連に管理権が移ることを阻止したいホワイトハウスの何者かが黒幕であると考えていた。状況を打破するにはウイルスにおかされたシステムの再起動が必要だったが、最終コードを知っているのは大統領しかいないため、彼からコードを盗みだす必要があると考えるマックスは、再度サラに協力を求め、選挙演説のタイミングで盗むことに。マックスは国務長官に一連の出来事を話すと、大統領自身がコードであると言われ愕然とするも、指紋と角膜が絶対に必要なため説得すると言われる。ところが待機するよう言われた部屋に入ったマックスは突然銃を向けられ、すべての黒幕は大統領ではなく国務長官であることが判明した。彼は、シミュレーションの通りに街を破壊し、その流れで大統領がいるこの地に落雷を落これば、誤作動の責任を大統領に着せた上で始末することが出来、生き残った自分がトップに立てると考えていた。マックスは急いでそのことをサラに伝えると、不審者がいると銃を発砲し大統領を逃がしながらマックスと共に車に乗り込み事のいきさつを説明する。話を信じない大統領だったが、直後、演説会場に巨大な落雷が起こり会場は大爆発を起こし、付近も次々と落雷に襲われ始める。落雷のエリア内で大統領が死ぬ必要があるため黒幕達は発砲しながら追いかけてくるも、街を抜けたところでサラが国務長官を捕まえ警察に身柄を引き渡した。同じ頃、地球に落下することを懸念し作った自爆システムが突然作動し、国際宇宙ステーションが自爆モードに入ってしまう。すべてのクルーはシャトルで脱出するが、マックスのコードが必要だとジェイクは一人宇宙ステーションに残る選択をし中に戻ってしまった。マックスを信じて待つジェイクは、大統領が認証したコードが送信されるのを待っていたが、兄が自らを犠牲にする選択をしたことでマックスは自身を責めていた。最後に2人は和解するも、ジェイクは即座に通信を切りシステムの再起動を急ぐがパスワードを入れても中に入れない。愕然とするジェイクに手伝おうか?と声をかけたのはウーテ。管理者である彼女もジェイクと共に地球を守るために残っており、隣の部屋にパスワードを入力するとシステムをオフにする。衛生が順次停止していくも、ジオストーム発生までは1分を切っており、インドでは巨大な竜巻がすでに発生していた。残り数秒の所で全衛生が停止し、その瞬間にジェイクが手動で再起動をかけると、暴走していた衛星は正常に動き始めた。竜巻発生のデータがすべて消え、歓喜にわくNASAだったが、宇宙ステーションの自爆は止まらず爆発は始まっていた。船外にいた2人は手を取り合い吹き飛ばされないようしがみついていたが、ジェイクは一つ残っていた人工衛星を見つけ、最後の賭けだと乗り込んだ。直後ステーションは大爆発を起こし、通信は途絶えて画面は真っ暗に。泣き崩れるマックスだったが、スタッフの1人が宇宙から救助信号を出す衛星を発見する。そしてその信号を受信した仲間のシャトルにより2人は救出され、地球に戻ってくるとマックスとジェイクは抱き合って喜ぶのだった。

私の大好物のジャンルなのに全く知らない映画で、たまたまテレビの予告を見て録画しました。思った通り好きなストーリーだったけど、現実で起こってもおかしくない内容。今の異常気象がもっとひどくなったらこういう事態も起こりうると思うと怖すぎるけど、それもこれも人間のせいなんだよね。
地上派を録画したので吹替えだったけど、声に違和感があるし、なんだか合わない。あ、これ誰誰だなと聞いててわかったけど、アニメーション以外はやっぱり字幕でみたいかも。そこだけがちょっと残念ポイント。

 

 

<< ヒキタさん! ご懐妊ですよ >>

 

 

出演:松重豊(ヒキタクニオ) / 北川景子(サチ) / 山中崇(桑島医師) / 濱田岳(杉浦) / 伊東四朗(父)

自己評価:〇

<2019年 日本>
49歳の人気作家のクニオは、一回り以上若い妻のサチと結婚し2人暮らし。子供は作らないと決めていたが、友人宅や街中で子供を目にしたサチは子供が欲しいと思い始めていた。その思いを聞いたクニオは驚くも、サチの強い意志を感じて妊活を始める。毎朝基礎体温をつけ、勝負の日を決めるも1年経っても子供が出来ない。サチは検査を受け、クニオにも精子を調べるからと容器を渡し、翌日産婦人科へ持って行くよう伝えた。言われるがまま、朝抽出した精子を持って産婦人科へ一人で向かったクニオは、待合室で居たたまれない空気に押しつぶされそうになっていた。2時間待って診察室に呼ばれると、20%しか動いている精子がなく妊娠は難しいと告げられる。スポーツジムで運動し、健康診断も健康そのもののクニオはその事実を受け入れられずに落ち込んでいると、専門医にみてもらおうと2人で別の病院へ向かう。状況を聞いた桑原医師は調べ直しましょうと夫婦共に検査の説明をすると、精子の動きを調べるだけのクニオと違い、体の内部やホルモン状況など検査項目の多さは圧倒的に妻が多かった。検査結果を聞きに行くとサチに問題はないが、クニオの結果は前の病院と同様だった。体ではなく精子だけに問題がある事実を突きつけられたクニオに、人工授精を提案した医師。2人は悩みながらもやってみようと挑戦するも失敗続き。一般的には8回くらいが目安だと言われ、クニオは少しでも元気な精子を作るため、見聞きした話をすべて実行し精子強化に励む。その甲斐もあり、20%だった活動量が75%まで達成し、その日の人工授精でサチは妊娠する。2人は大喜びしクニオは断酒も解禁。編集者の杉浦とも喜びを分かち合うが、その矢先に心臓が動いていないと言われ流産してしまった。泣き崩れるクニオにまた頑張ろうと気丈に声をかけたサチだったが、サチもまた夜一人で泣いており、それを見たクニオは再び強化トレーニングを開始する。病院に行くと、次の段階に入りましょうと顕微鏡受精を提案された2人。13回目の人工授精の前日、杉浦と酒を飲みすぎ二日酔いになったクニオに激怒したサチは、もうやめようと言い出した。少しの楽しみもダメなのかとこぼしたクニオだったが、直後サチの両親がやってくる。父は顕微鏡受精の話を聞くとそんな恥ずかしい方法はやめろと一点張り。父は健康なサチがクニオのダメ精子のために体に負担をかけることに納得がいかず、そんなに子供が欲しいならクニオと別れて年相応の人と結婚しろと言い出した。返す言葉のないクニオだったが、サチは猛反論。それを見たクニオは顕微鏡受精をする決心をする。費用は高額で気軽に試せるわけではなかったが、一度目の挑戦の後突然やってきたサチの父は、クニオのことは生理的に大嫌いだが、仕方なくだと通帳を差出てくれた。2回目の挑戦をした後、医師から「ご懐妊です」と言われ、2人は大喜び。病院のスタッフも祝ってくれるが、クニオは流産のことが気になっていた。大丈夫だと自分に言い聞かせたクニオだったが、安定期に入る直前に撮ったエコーで、頭に空洞があると言われたサチ。医師はひとりでに治る可能性もあるから様子を見ましょうと言うも、2人は泣き崩れてしまった。次の検査の日、一緒に行くというクニオを置いて一人で検診に行ったサチ。心配するクニオだったがサチが電話に出ないため迎えに行くと、前から歩いてくるサチを発見する。サチはクニオに向かって両手で大きな丸のポーズをすると、2人は満開の桜の下で出来合って喜ぶのだった。

これ、映画公開前の宣伝の時に、松島さんが「男性不妊にスポットを当てた作品は珍しく、その苦悩は中々知られていない」と話していました。男性側の問題なのに、女性が体に負担をかけ苦悩する様子に自分を責める男性。子供が出来ないのは女のせいだと一方的に言われていた時代ではなくても、田舎や高齢者はそう考える人はまだいるだろうし、人工授精なんて恥ずかしいと考える人も少なくない。
今回は健康な娘が何故苦労するんだと、女性の両親だけが話に出てくるけど、2人が妊娠に向き合う姿は感動的だし、子供を授かるということはやはり奇跡的なことなんだと思わせる作品でした。