北海道で暮らす母の体調が思わしくなく、急きょ帰省してきました。
子ども(ぴの姉兄)がいるし、その子ども(孫たち)もいるのですが、
足腰が弱って歩くこともおぼつかないということだったので、
手すり取り付けなどを目的に緊急出動!してきました。
すでに他界している父のときには、なんの技術も知恵もなく
全く何にもしてあげることもできず、ただただ長い間後悔しました
その反省もあって御年配者からの依頼に耳を傾け、対応できるよう技術と知恵を学んできました。
まさにその成果を母に発表するかのような気持ちで、今回臨んできました。
症状からすると、あとどのくらいの期間を自宅で過ごせるのか・・・という思いがよぎるのですが、
考えられることをやりたかった という気持ちで、ただひたすらに作業をすすめました
取り付け位置などの調整・確認のために母にも動いてもらい少し疲れたかな?
階段の段差を16cmから10cmに減らしました。
たぶん長期間使用することが無いだろう・・・ という想定で安価な2x4、1x4を使いました。
蹴込み板もちゃんとつけないとつま先が引っかかって転倒することもあるから必須。
段差が解りにくいので、あとで踏み板に反射板を張りつけました。
これで少しでも外に出る機会が増えたら・・・
収納が反対側のリビングと突き抜けになっています。
なので、玄関側を塞いでも大丈夫。
母は、90cmくらいまでしか手が上がらないので、棚板 兼 横手すり の板を30cm、70cmに配置。
縦手すりは、棚板を長めにとって固定。 これで壁に傷を付けなくて済みます。
ものを詰め込みすぎて ただの棚 にならないように使って欲しいのだが・・・
70cmの高さに手すりを付けるため、縦に配置したベースプレートを下地(胴縁)に打ち付けます。
間柱や胴縁は、下地センサーなど専用器具を使うと簡単に探せます。
トイレ用は、既製品を購入し取り付けました。
意外なことに ぴ が使ってもいい感じ。(笑)
入浴用の手すりを追加しました。
浴室での事故って本当に多いので気を付けて欲しい。
全て完了してカンパイのツーショット
ちなみに何かにつかまって体を引き起こさないと立ち上がれなかった古いこのソファーは、
2x4、1x4 を材料に ひじ掛け を付け、これを支えに立ち上がれるようになりました。
安い材料でも、角を削ってしっかりヤスリ掛けをするとサラサラの優しい手触りになります。
ケガをしないように、少しでも体を動かして、一日でも長く元気でね。
また2か月後に会いに来るからね~