台所の一面とトイレの全体を張り替えました。
コンロの脇の壁は、調理中の油が飛んだりするので結構汚れるものです。
クロス洗浄と言う方法もありますが、部分的に張り替えることも良いと思います。
同じような柄で揃えましたが、お好みでライムグリーンやオレンジなどでアクセントを加えるとポップで明るいキッチンになります。
トイレは、狭い空間に設備が入り組んでいるため張替え㎡数の割に時間が掛かります。
手すり、配管カバー、照明、コンセント、ペーパーホルダー、洗浄便座、点検口など外せるものを外してから作業を開始します。
以下、張替え完了後の画像です。
手洗い器は、くり抜くようにカットするんですが前に出っ張っているため結構大変です。
無理をしたり油断をして引っ張られたりすると角の切込み部分から ピリピリ・・・ と破れてしまいます。
余分なところをカットしながら少しずつ整えていきます。
廻り縁(天井・壁面の見切り材)が無いので、綺麗に仕上がるようにカットも慎重に。
トイレは、タンク後ろ側にクロスを入れ込むのですが、隙間が狭くて思うようにいかず少し焦りました
本職の方でも <タンク後ろがグニャグニャ> とか <ざっくりカット> とか大胆な 納め をしている場合があります
タンクの設置状況により仕方ないところもありますけどね。
何とか入っても水道管・点検口と 〔狭いが故の難関〕 があるのでアクロバティックな姿勢で作業を進めます。
天井照明、換気扇をくり抜くようにカットします。
既存クロスは、コットンクロスと言われるものを使用しているそうです。
勉強不足で初めて知った材料です。
全室、全面に使用されているのですが 天井・壁面の全体が格子状の白いムラが目立っています。
ぴが想像するに・・・
通気性のある材料(らしい)ので、施工時に石膏ボードのつなぎ目に盛るパテ部分だけ変色せず、他の部分は紫外線などにより退色してしまった。
ということなんじゃないかな?
石膏ボードサイズで正確にムラがあるので間違いなさそうです。
材料選びの時にこのような状況になるなんて説明される訳ないから、お客様も 「なんでこんな風にシミが・・・」 と不思議に感じていたようです。
オーガニックな材料って魅力的ですが、こういうことが起きるんですね。
汚れても洗浄できない だろうし、ある意味 凄い材料 なことが解りました