クロス張替え、床材(CF)張替え、クローゼット扉シート仕上げ、天井照明交換、網戸張替え
ハウスクリーニング、エアコン洗浄
煙草ヤニで真っ黄色だった壁も一新
天井は、ジプトーン仕上げですがムラ無く全体が退色しているので、
汚れている印象が少ないというオーナー様の判断により現状維持。
ジプトーンは、塗装するにしても虫食い柄(トラバーチン模様)に塗料を入れ込むのが大変だし、
クロスにするには下地を作らなきゃいけないし・・・
新築時は、施工性がいいけど、後々の扱いが悩ましい材料なんですよね~。
床もかなり汚れていましたが、クリーニング&ワックスで清潔になりました。
変色してしまったクローゼット扉は、シートで仕上げました。
浴室(3点ユニットバス)は、換気扇使用時に居室の煙草の煙を吸い込むので
洗剤を塗布すると赤茶色にヤニが垂れてくる状態でした。
洗濯機パン横は、冷蔵庫を置きます。
CF凹み防止のため屋外用ノンスリップシートを置き敷きしました。
床材(CF)を張り替えると、築25年の経年物件も清潔感が増していいですね。
ワンルームマンションの経年物件は、
6畳(10㎡)程度の居室 + 3点ユニットバス + ミニキッチン という部屋が多いです。
20年くらい前、古いアパート暮らしだった ぴ にとって憧れでしたね~。
ところが今では、単身者向け物件でも 1DKくらいの間取り、バス・トイレ・洗面台別 で
オートロック、モニター付きインターフォン なんて当たり前の時代。
経年物件では、入居者が決まらず頭を抱えている大家さんも少なくないようです。
立地や日当たりを改善できないですし、水回りをいじると莫大な費用が掛かります。
入居が決まる補償も無いのに、大きな設備投資するのはギャンブルのようなものです。
経年物件の対策は、とにかく 清潔感が大切 です。
キチンとしたクリーニングで仕上げることは必須ですが、
壊れている~壊れかかっている設備を補修したり交換することも必要です。
造りが古い、設備が破損している、汚らしい・・・ では、借り手がつかなくて当然です。
古い物件に今さら最低限の投資もしたくない ⇒ 魅力が無い貸室 ⇒ 空室期間が増加 ⇒ 経営悪化
という、負の連鎖に入り込んだら立て直すのは非常に困難だと思われます。
たまに昭和時代の普通のファミリーカーを綺麗に乗っている人がいますが、
「あ~、大切にしてるんだなぁ」 「きちんとしたオーナーさんなんだろうなぁ」 と好感が持てます。
古いからダメ ということはない と思います。
経年物件でもキチンと手入れが行き届いていて、
安心して暮らせる環境があれば、新居を探している人にとって十分に魅力的でしょう
逆に築浅物件であっても、共有部にゴミが散乱していたり清掃がされてなければ、
治安が悪い、管理が行き届いていない = 不安材料
となり、入居者も遠ざかってしまうのではないでしょうか。