宮崎暴走の運転手 認知症発症後に県内で数回事故

2015年10月30日

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【動画】

 宮崎市で軽自動車が歩道を暴走し2人が死亡4人が重軽傷を負った事故で、運転していた日置市の男性は認知症の症状が表れてから数回にわたり鹿児島県内で事故を起こしていたことがわかりました。

 28日午後、軽自動車が宮崎市中心部の歩道に侵入し、歩行者を次々とはねながら約700mにわたって暴走しました。この事故で女性2人が死亡、男女4人が重軽傷を負いました。宮崎県警によりますと、車を運転していた日置市東市来町の男性(73)は数年前から認知症の症状が表れていて、てんかんの病歴もあるということです。さらに捜査関係者の話で、男性は認知症の症状が表れたあと数回にわたって鹿児島県内で交通事故を起こしていたことがあらたにわかりました。警察は今回の事故と認知症などとの関連について調べています。
 鹿児島県警によりますと、県内で認知症が原因で運転免許を取り消された人の数は年々増えていて、ことしは9月末現在で44人となっています。認知症は本人が気付いていないケースが少なくないため、家族ら周囲の人が注意を払い、状況によっては免許取り消しなどの申し出をしてほしいということです。

参照元:鹿児島テレビ http://news.ktstv.net/



この事故、マジで怖いです

いくら交通ルール、マナーを守るようにしてても逃れようがありません。

交差点の信号待ちでは、

「事故で車が突っ込んでくるかもしれないから少し下がって待ちなさい」

と子どもに教えてきましたが、まさか歩道を車が走ってくるなんて・・・。

認知症、てんかんの病歴、高齢・・・。

なぜ家族は、車を運転できる状況をそのままにしたのか・・・。

キーを手の届かないところに保管する、渡さない  など、方法があったはずです。

電車やバスなどがなく、車がないと生活が不便になる地域もあると思いますが、

認知症発症後に何度も事故を起こしていたら、厳しい選択も必要だったのでは?

こういう重大事故があると、

「高齢者は運転するな!」  「てんかんなど病気療養中の人は運転するな!」

と、一括りで 悪者扱い の風潮が高まります。

しっかり気を付けている人にとっては、迷惑なことでもあるでしょうね。



ただ・・・ 



ぴは、クルマの運転について、こう思うのですよ。

車を走らせるだけなら誰でもできる。

大切なのは、先読みをしながら安全に配慮して運転すること。

信号、標識、目的地への順路、歩行者、自転車、バイク、対向車・・・

道路状況は、目まぐるしく変わり、それらを把握して瞬時に判断する必要があります。

それができない

できなくなる可能性がある

という人は、運転を控えるべきだと思います。



自動車学校に通った18の頃は、 「かもしれない運転が大切」 と教官が言うたびに

〔かもしれない・・・運転ってナンダヨ・・・にひひ〕 と真剣に受け止めていませんでした。

でも、いろいろな責任を背負って、

  「絶対に事故なんか起こせない!」

  「事故に遭いたくない!」

  「事故に遭わせたくない!」

という立場になったとき、あのときの教官の言葉の重さに気がつきました。



3年前に信号待ちの完全停止状態でで追突されましたけど、

突っ込んできた運転手は、事故で動転していた ということだけでなく少し変な感じでしたね。

事故後の対応からも、そう感じました。

判断能力が低く、集中力散漫が日常化している  という印象です。

体調不良なのか解らないけれど、こんな状態の人は、運転をしちゃいけない!  

自分のため

家族のため

世の中のため



仕事上、毎日クルマを走らせる ぴ ですが、

毎日のように  危ない運転をする人  を見かけます。

渋滞して流れが悪いのに、割り込んで右車線・左車線を行ったり来たり・・・。

の挙句に信号待ちで追い抜いた車と並んじゃったりして・・・シラー

急いだところで大した変わらんって・・・。 渋滞なんだから・・・。

早めに行動して余裕をもって出発する  とか、

自分の身の振り方を改善した方がいいんじゃないかと思う訳で・・・汗



あ、思い出したパー

昨日、中野区の現場に向かっていたら挙動不審なクルマの後ろについてしまいました。

どういう運転かというと・・・

片車線4mくらいの道路を直進しているんだけど、

交差点のたびに ギュー! とブレーキを踏む訳ですよ

1回目は、スゴイ慌てましたあせる

んで、急発進して交差点のたびに ギュー! と停止するくらいのブレーキ  の繰り返し。

まあ、2回目からは、道を探してるんだろうな・・・ と想像して、距離を開けて走りました。

ぴの後ろのクルマがクラクションを鳴らしてアピールしてきたけど、

前のクルマが危なくて抜くに抜けないんだよぉ~

4回目にして道を見つけたらしく、ウィンカー点けず急ハンドルで細い路地に曲がっていきました。

横顔を見たら白髪の紳士 

必死の形相でハンドルにしがみついて運転していましたヨ。

絶対に近寄りたくないタイプのクルマだね


運転免許 のあり方を根本から見直さない限り、上記のような事故は増えていく一方じゃないかな?

高齢社会がどんどん進行していく訳だし・・・。

被害者と自分の家族を不幸にして、自分の人生の締めくくりは、交通刑務所で・・・

そんな風にならないためにも、当事者と周りの家族は、正しい判断をしなきゃいけない。

そう思います。