新しい都営住宅は、ユニットバスになっているのですが、
古いものは、浴室に換気扇がない物件も少なくありません。
窓があるのですが、十分な換気ができずカビが繁殖しやすい環境です。
また、退去後修繕で行なう塗装が弱く、3年ほどで剥離してきます。
低価格工事なので仕方がないのかもしれません。
剥離した塗装の隙間に水滴が残ることもカビ繁殖の要因です。
極めつけは、天井です。
小さな凹凸がある仕上げになっているために乾燥しにくくカビの温床です。
凹凸がとがっているため雑巾による拭き掃除ができません。
なぜ、こういう仕上げになっているのか・・・。
先日お伺いしたお宅も↓このような状態に
漂白剤を用い、除菌&漂白
天井は、自分に掛からないよう体を逃がしながらブラッシングします。
塗装が剥離して黒点になっているところもあり、カビとの見分けが難しくて困りました
ぴ も都営住宅のお世話になったことがあるから解るんですが、
水道管の塗装は、本当に弱くて2年持たないくらいでしょう。
水道管に限らず壁面もそうですが、
塗装前の足付け(下地処理)をしていれば強度が増すハズ。
<ソレをしないとどうなるか> って、職人なら当然解っててやってないんだから
よっぽど安い工事予算で仕上げているんだろうなぁ~・・・。
黒っぽい斑点が素地の色です。