中止せよ! との意見が一部にあるようですね。
個人的には、反面教師として観たら意義のあるドラマだと思います。
ストレートで ドキッ! とするような 『あだ名』
子供たちをペットショップのペット扱いする行為。
『親がいない子は・・・』 と蔑んだ見方をする一部の大人たち。
助長するのではなく、そういう行いをドラマで観て <強い嫌悪感を持つことが大切なんだ>
という考え方もあるかもしれません。
上記したような差別的な行為が全くない! と断言できるのなら全くもって 悪意ある脚本 なのでしょうが、
差別的な行為をしたり、されたりすることは、世の中に本当に無いのでしょうか。
答えは、NO です。
ぴ 自身、中学2年の冬、友達の母親から電話があり
『あなたと遊ぶようになってから息子が言うことを聞かなくなった。一緒に遊ばないで欲しい』
と言われたことがあって、ひどく悲しい気持ちになったことを憶えています。
説明する言葉も見つからなくて、その気持ちを誰にも話せませんでしたね、当時。
今思うと、大人に反抗心を持ち、ドロップアウトしていったキッカケだったのかもしれません。
人は、見た目や立場や思い込みで差別をすることがあります。 現実とは、そういうもんです
脱線してしまいましたが、
脚本家も反論が出ることぐらい十分承知した上での放送なのでは? と ぴ は思います。
アンダーグラウンドな問題を 白日のもとに晒す ということは、いろいろなリスクがあると思いますが、
うやむやにされたり 見て見ぬふりされたり 陰口を言われたり
そういったことで苦しんでいる人がいる ということについて多くの人に気づいてもらい、
<自分は、どうするべきか> を考えてもらうことが本意だったんじゃないかと・・・。
実際に両親と一緒に住めなくなった子供たちと何度も接して、
意見を聞いて、心の奥底にあるものを脚本家が映像化して (望まれて) 代弁しているなら、
ぴ個人の意見として 中止する必要がない と思います。
脚本家の見解だけであのドラマを作ったなら、
テレビの影響力から言って 問題アリ と言われても仕方ないでしょうね。
ドラマ放送翌日、子供が学校で友達をいじめた・・・ いじめられた・・・
自傷行為をした・・・
放送後に問題が起こってしまっていることも事実。
でもね~・・・
放送時間 水曜日 夜10時~ なので、子供がテレビを観るには遅すぎる時間です。
テレビ局も一定の配慮をして意図的にその放送曜日、時間にしたのかもしれません。
翌日も学校があるのにそんな時間にテレビ観て、学校でドラマのようなイジメをするのは、
親の不徳 子育ての問題 だと思います。
親がいない同じ立場の子供だって、責任ある立場の大人が観ないように出来なかったのかと思います。
『事実と違う悪いドラマだから、もう寝なさい』 と制限することも大切なことです。
ぴ は、第一回放送が始まって間もなく 『やばいなぁ~』 と感じて見せるか見せないかを考えましたよ。
結論、観させることにしましたが、理解できるように説明を加えてますけどね。
このドラマを放送するにあたってテレビ局側に重大な責任があることは言うまでもありませんが、
放送を中止させようとしている方々も少なからず責任が必要だと思います。
視聴者の私たちは、子育ての一環としてこの論争についてよく考えてみることが必要だと思います。