ふくらはぎの部分の筋肉って、腓腹筋・ヒラメ筋だけではないのですが、その内側の筋肉たちが悪さをしていることがすごく多いのに気づいたのは、恥ずかしながら医療の現場を離れてからでした。

結局、クライアントさんの話を聞きながら、動作を再現しながら、深く深く筋の隙間に指を差し込んでいくことで気づいたのですが、分単位で動いていた病院時代って、そういうところが疎かだったのかもしれません。

先週いらっしゃった50代女性のクライアントさん。

足関節の底屈に力が入らないとのこと。

色々触って、足底の指の間の癒着を激痛整体で剥がして、最終的には足底筋が脛骨に癒着して働いていなかったので、そこを剥すと、底屈が出来るようになりました。

腕でも、足でも、筋肉には起始停止というのがありますが、そこ以外で骨膜や腱に癒着してしまうと本来の作動が出来なくなってしまいます。。

これって、ちょっと前に太もも前の大腿直筋が大腿骨に癒着して膝の痛みが出てたおっちゃんに再認識させられた教訓です。

人の身体は奥が深いです。

（やる気スイッチみたいのがあって、そこ押せば体がリセットさせるボタンがあるといいんですけどねぇ）

足底筋とか、いろいろ