アトピーの事で言われていつまでも抜けない言葉の刺のようなものが何個かあります。
覚えているのは、
友達の結婚式があって、普段僕はお酒は飲まないんですが、祝いの席ということもあって、
けっこうお酒を飲んだんですね。
そうすると、僕のアトピーの事をあまり知らない知り合いが、
『お前、祝いの席で腹出してボリボリ掻くなよ、汚ならしい』
もちろん、僕のかゆみの具合とか、アトピー事情を友達はもちろん知らないでしょう。
けれど、その言葉は僕の心を深く突き刺しました。
他にも、
外でどうしても我慢できなくて、
掻いてしまうと、いつまでもかゆみが止まららず、ボリボリと掻き続けてしまうことがありました。
そういう時の、周りからの、
『あの人何してるの?なんであんなにボリボリ掻いてるの?』
という、無言の視線もなかなか辛いです😱
なんで、こういうことが起こるかというと、
『相手は、自分の過去の事を
何も知らない』
からだと思ってます。
ステロイドをずっと塗っていて、
二十歳ごろに脱ステをして
僕が、昔から、ものすごいボロボロになって、
毎日毎日死ぬ思いで皮膚を掻きまくって、
やっとよくなってきたけど、お酒飲むとまだかゆくなる
という情報をその知り合いが知っていたら、
きっと僕の知り合いも、汚い!
という言葉は、きっとでなかったと思います。
僕らアトピーは、なりたくてなったわけじゃないし、
確かにステロイドを塗った自己責任と言えば自己責任だけれども、
赤ちゃんの頃に親に塗ってもらっていて、どうしようもない人も多いはず。
こんな話も聞いたことがあります。
これは、とある小学校四年生を担当する、
教師の話で、
その先生の生徒に、いつも不潔な身なりで、暗くて、どうしても好きになれない生徒がいたそうです。
でも、その子のとこを少し理解してみようと思って、過去の通信簿のようなものを見たそうなんですね
小学校1年生
『いつも活発で、クラスの人気者。
成績も優秀で、将来が期待される』
小学校2年生
『母親が病気になり、その看病をしている。
授業で時々寝ている』
小学校3年生
『母親が死亡。父親もアルコール依存症になり、家庭内暴力を受ける』
この教師は、この通信簿を読んでから、
不潔で嫌いな子供という認識から、
家族思いで、辛い過去を乗り越えようとしてるたくましい子供
と、認識が変わったそうです。
アトピーに限らずだけれども、
きっとあなたの過去の事を何も知らずに心無い言葉を発する人もいると思います。
けれど、その人はあなたの過去の事を何も知らないからです。
あなたの今の状態だけを見て、ジャッジしてるんです。
あなたには、
色んな過去があって、
それを経験して、
それでもなおそれを今乗り越えようとしてることを、その人は知らないから、そういう言葉が出るんだと、僕は思います😌
