少しいつもと違う話を(^-^)
僕はリハビリ専門家なので、主に高齢者のリハビリを行います。
やはり、麻痺やパーキンソンなどの患者さんでも重度な人は、正直リハビリしても、良くならないだろうと思う人は多数います。
最近読んだ介護ストレスに関する本で、少し感銘を受けたのですが、
患者さんが辛いのは、
生きる目標がないということにある。
ということでした。
例えば、僕がアトピーがあって辛いのは、
アトピーだから、
病気のかゆみや痛み、しんどさがあるから
ではないんですね。
本当は、
モテたい、おしゃれをしたい、カッコ良くありたい、人と深く繋がりたい、全国や世界を歩き回りたい。
本当に自分がやりたいことが病気によって出来ないと思わされてしまうから、辛いのです。
やりたいこと、目標をもてないから辛いのです。
皮膚が汚いから、周りに嫌われるのではないか、と思い、本当はもっと人と深く関わりたいのに、避けてしまう
おしゃれをしたくても素材によってはかゆくなったり、掻いて服が汚れたりするから、おしゃれに億劫になって、適当な服ですましてしまう
全国や海外に友達と旅行に行ったりしたいけど、かゆみがでることで周りの人に迷惑をかけてしまうと思い、出かけることに億劫になる
僕自身も、アトピーがあるから、やりたいことが出来ない。
そういう思考でしたし、だからこそ病気を治すことにこだわりがあったんですね。
それは自分でも間違ってはないと思います。
ただ、
技術を追い求めるがあまり、
患者さんのやりたいこと、生きる目標を考えず、
歩けるようにする、痛みをなくす、トイレに行けるようにする、それを人生の目標にしてしまっていないか、リハビリ中毒にさせていないか
と少し僕自身が振り返ることがありました。
もちろん例えば歩けるようになること、することは大切です。
ただ、それと同時に、
歩けなくても、患者さんがやりたいことが出来るようにする手段をセラピストも患者さんも考えていかなければならないなと思います。
僕もそうですが、技術を追い求めるが故に、
心を失っていくこともあるのかもしれませんね(((^_^;)
しかし、現実病院や、施設の中ではそうは簡単に本人のしたいことを叶えられるわけではないですが(((^_^;)
寝たきりの人を医療従事者が旅行に連れていくようなサービスなんかも最近は出来てきたと聞きます。
歩けなくても、温泉旅行に行きたい、家族団らんしたいという生きる目標が達成できるわけですよね。
そういったものも、これからの時代求められるし、必要なサービスなんだなと。
長嶋茂雄も、
歩けなくても、喋りにくくても、
車椅子で、周りの人がサポートして監督業をやれていれば、本人のやりがいはもしかしたら満たされるかもしれませんよね(^-^)
歩けなければ、監督が出来ないわけではないとも思うからです。
機能だけでなく、そういう心の部分も忘れちゃいけないなと思った今日この頃でした(^-^)