今日は診療後に、バタバタ帰宅しお惣菜やお刺身、焼き魚(焼き方は息子に指示)等で手抜きごはんの支度をし(セミナーだと手抜きの言い訳ができる笑い泣き)、貴重な講演会へ行って参りました。

 
こういった平日夜の講演会は、学会とはまた違って、短時間でエッセンスが凝縮され、実診療に役立つ情報がたくさん得られるので、ありがたい機会ですキラキラ
 
本日のテーマは「小児皮膚」。
 
当院も、沢山の赤ちゃんやお子様が来られます。
アトピー性皮膚炎のお子様も多いです。
 
小児皮膚がテーマの講演は貴重ですので楽しみにしておりました。すると、やはり、沢山小児科の先生も来られておりました。
 
講演1は、九大小児科の名西先生。
感染症をご専門とされ、沢山の麻疹や風疹など一般的に診られるウイルス感染症の症例から、特殊な状態、免疫低下状態における重い感染症、ブドウ球菌や連鎖球菌といった重篤な細菌感染症の症例まで。私が大学病院や総合病院でまだ診療していた頃に診ていたような重篤な患者さんの症例をご紹介頂き、私が以前経験した色々な患者様を思い出しながら拝聴しておりました。
 
麻疹、風疹、水疱瘡、、、ありふれた病気ですが、重篤になるお子様がいる。命を落とすことがある。
予防接種は、改めて言うことではないですが、大切です。自分が助かるだけではない、予防接種をすれば発症したとしてもウイルス量が少なくて済む可能性がある。つまりひとりの予防接種で、その先の感染の拡大を防ぐ。
 
私も、子供達の予防接種、ちゃんと抜かりがないか確認せねば‼️ですアセアセ
 
そして、改めて、予防接種を済ませている方の、非典型な麻疹、風疹、水疱瘡。これを皮膚科医としては見逃さないようにしなければ、、、と肝に銘じた夜でした。
 
そして....
 
講演2 は、広島大の田中先生による、アトピー性皮膚炎のスキンケア指導のお話。
とても温厚な雰囲気をお持ちの田中先生のお話は初めてではありません。
 
但し今回は、保湿剤の塗り方、ステロイド外用剤の塗り方を、実際に指導されている先生の動画、
 
そして、先生の患者様が、実際にご自宅でお子様に塗ってある動画(先生からの指導前&指導後、患者様ご自身が自宅で撮影)
 
を見せていただいたのには大変感銘を受けました。
大変貴重な情報です。
患者様が自らの塗り方を撮影しているのですから...
 
塗り方や指導方法 は、私が実際に患者様へお話している方法と比べて、おおむね違いがなかったのには安心しました。
 
また、炎症は表皮だけで起こっているのではなく、真皮の炎症も引かせなければ治癒には至らない。
これも日頃から感じていたことで、赤くなくても、質感が違えば(真皮の炎症)何がしかの治療が必要なので、いつも皮膚を触って確認してから、外用剤のランクや塗る範囲の調節をしていますが、正解でした。
 
ただ、患者様にステロイドは赤いところだけに塗ってください、と指導した場合、実際には必要以上に点塗りになっている可能性がある(患者様の自宅での外用動画では実際にそうなっていました)、というのは、驚きの実態だったかもしれません。
 
赤い湿疹は島状に散らばっていても、島と島の間にも炎症が起こっている可能性がある。
(つまり、そこは赤くなくても触るとざらっとしていたりするところだと思うのですが)
その島と島の間にも薬は塗らないといけない訳です。
 
塗って良くなっても、またすぐに出てきて元に戻る、というのは、つまり島にしか塗っていない、または島より一回り狭くしか塗っていないからではないか、ということなのです。(誰しもできるなら、ステロイドはたっぷり塗りたくはないと思いますので...)
 
ただ、少なめ少なめに塗っていると、結果的には治らないので、トータルの外用量は増える傾向にあります。
 
いわゆる赤い湿疹が、全体的ではなくても、多発している場合は、遠慮せず全体的にべたっと塗った方が、再発の頻度が減り、間隔も空いていきます。
そうすると、長い期間で見た場合に、ステロイドを塗ると量を減らすことができるのです。
 
実際に、治療をする=薬を塗る のは、私たち医療者ではなく、患者様です。
だから、いかにうまく患者様が塗れるように、塗り続けていけるように、塗るのをやめてしまわないように、指導をしてモチベーションを上げていくのが、私たちの一番の役目であるのだと思います。
 
毎度思うのですが、田中先生のご講演を拝聴していると、ご自身が患者様と真摯に向き合いながら、患者様の目線に立って、価値観を押し付けずに診療されているご様子が、勝手ながら目に浮かびます。
 
患者様の目線に立って薬をきちんと塗って頂けるよう、難しい場合は、何が妨げているのかを見極めて、解決策を探していけるよう、わたしも邁進せねばと、また強く思いました。
 
まだまだ、若輩ですが、今日の講演で得たものを明日から生かせるようにしっかり診療して参りたいと思います。
 
 
最近は、お子様の皮膚病は、汗疹のほかに、【とびひ】増えてます!
 
むしさされ、あせも、ちょっとしたかぶれ...なんでもとびひの原因になります。
湿疹だと思っていたら、妙にじゅくじゅくしてきた、かさぶたがあちこちに増えてきた、水ぶくれが出来だした... なんてのは、とびひの兆候ですアセアセ
 
早めに皮膚科へいらしてくださいね。
とびひ、は抗生物質の飲み薬が必要ですアセアセ

 

院長 日高

 

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星Elos PlusによるフォトRF照射について星

【治療のリスク】

赤み、紫斑、やけど、水疱、かさぶた、瘢痕、色素沈着 

※但し照射時にエネルギー設定のためテスト照射を行いますのでこれらは稀で、当院では経験しておりません。

 

【機器について】

本医療機器は、米国では2010年11月に承認を受けておりますが、日本では薬機法上は未承認機となり、医師の個人輸入にて入手したものとなります。

厚労省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」

 

※現在、国内で同一の性能を有する他の承認機はなし。

※諸外国において海外使用数 約500台

重大な副作用はやけど、瘢痕形成、他特に重篤な副作用の報告はなし。

 

プラズマBTシャワーの詳細や施術の流れについては、こちらをご参照ください。

 

初回の方はカウンセリングが必要です。(予約不要)

カウンセリング料 2500円(税抜)

再診・処置料 800円(税抜)

 

妊娠中の方・施術予定部位に感染症・創傷のある方は施術できません。

 

実際の施術はご予約が必要となりますので、まずはお気軽にカウンセリングから🎵

 

 

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