【5月からイブグリースの自己注射が解禁になります】
週末はこちらの講演会を聴きに、東京へ。アトピー性皮膚炎の注射薬、『イブグリース』が、5月で発売から1年を迎えます。それと共に、新薬の2週間処方制限が解除となり、デュピクセントなどと同じようにイブグリースも自己注射ができるようになります。講演会では、これまでの治験でわかっているデータを新たに読み解き直した話や、実際の現場でのリアルワールドデータを加味した、イブグリースのメリット、デメリットについて大変わかりやすいご講演ばかりで、とても有意義な時間となりました。来てよかったここからは、12歳以上の中等症以上のアトピー性皮膚炎の患者様には大変有用な話です。良く比較される薬としては、当院でも数十名の方が使ってある注射剤『デュピクセント』。こちらはアトピー性皮膚炎だけでなく、慢性蕁麻疹や結節性痒疹、喘息や、鼻茸を伴うアレルギー性鼻炎など様々な病気に使える薬で、赤ちゃんや小児にも使える汎用性の高い薬です。こちらがアトピー性皮膚炎の悪化に関わるサイトカインIL-4, IL-13をブロックする薬であるのに対し、イブグリースはIL-13のみをブロックする薬。2つともブロックしてしまう方が、1つよりも効果がありそうな感じがすると思うのですが、IL-13のブロックだけでも割と十分アトピー性皮膚炎は良くなるのだということ。これは当院でイブグリースを使っている患者様も同じです。デュピクセントに引けを取らない。また、免疫系のシステムというのはバランスも大切で、アトピー性皮膚炎では、Th2システムが優位に働いているのでこれを治療で抑制するのですが、あまり抑えつけすぎると、シーソーのように他の免疫システム、Th1や、Th17システムが過剰に台頭してきて新たなトラブルを起こしてしまう、という。なんでもバランスが大切だということですね。自己注射が解禁になると、オートインジェクターの方を処方することになるでしょう。こちらのオートインジェクターは、グッドデザイン賞も受賞しているのだとか初回に2本を2回(2週間ごと)、そのあとは1ヶ月に1回1本の処方が可能なので、注射にかかる薬剤費を月々15000円ほどに抑えることもでき、1ヶ月に1回の注射というのも注射が苦手な方にとっては、大変魅力的なポイントなのではないかと思いますこちらは、12歳以上の重症のアトピー性皮膚炎が対象になり、まだ12歳未満のお子様には使えません。また、6ヶ月以上の標準的なアトピー性皮膚炎治療(主に塗り薬)を行っていないと使えません。イブグリースやデュピクセントの注射をご希望で当院に来られる場合、他院でずっと治療を行っていて転医された場合でも、前医からの紹介状がないと、患者様からの申告だけでは難しいです。情報提供書をご持参ください。機内で読んだマイクロバイオームの話。アトピー性皮膚炎ではまさにこのマイクロバイオーム(微生物環境の均衡)が崩れてしまっています。マイクロバイオームの破綻がアトピー性皮膚炎を悪化させるのか。アトピー性皮膚炎が悪化したからマイクロバイオームが乱れたのか。結論は出ていないようですがいわゆる善玉菌(表皮ブドウ球菌etc.)を塗りつけることで菌の均衡を元に戻し皮膚炎を治癒させる試みも成されているとか。なかなか面白いですね。様々な菌の多様性があるからこそ正常な環境が維持される。抗生物質を長く続けて特定の菌種を叩き過ぎてしまったり、ある限られた微生物だけが増えてしまうと炎症が起きる。ここでもバランスが大切なんですね。まるで人間の社会のようだな、、、なんて思いながら読んでおりましたアトピー性皮膚炎の外用薬、コレクチム軟膏やモイゼルト軟膏は、適量が決まっている薬ですが、きっちり塗ることでこの崩れたマイクロバイオームを正常化してくれる薬です。注射もとても良い薬ですが、やはりアトピー性皮膚炎の治療の基本は塗り薬。まずは塗り薬を1日1回で良いのできちんと塗ってみることが大事ですね。東京の夜は、旧友たちと。知る人ぞ知る旧友のお店↓笑上京したらいつも、いつまでも仲良くしてくれる友人たちに感謝です。【2025年4月21日より美容・自費診療の診察・カウンセリングが予約制になりました】こちらは、医師による診察のご予約です。処置のご予約は、従来通り、診察の際、またはお電話にてご予約を承っております。詳細なルール等につきましては、こちらのホームページお知らせをご覧くださいませ。美容・自費診療診察予約はこちらからRパークサイド皮ふ科|福岡県福岡市中央区|WEB予約受付parkside.mdja.jp運用開始後しばらくは、想定外の事項など、慣れないことによるご不便を皆様におかけするかもしれません。ご不便やうまく行かない部分があれば随時改善に努めて参りますので、ご意見がありましたら、受診時にお渡ししているGoogleアンケートからでも随時お声を頂戴いただけましたら幸いです以下諸々お知らせマルチ周波数モノポーラRF XERF(ザーフ)導入キャンペーン4月いっぱいで終了!!現在、毎週毎週たくさんの患者様に受けて頂いているザーフ ですが、4月いっぱいで導入キャンペーンは終了となります今後は、画像公開にご協力頂けるモニターさんのみの限定キャンペーンへ移行しますので、まだ未体験の方は是非今月中にお急ぎくださいませXERF詳細はこちらのブログへ肝斑POTENZAモニター照射受付中!最近、美容医療業界でも注目され、トピックとなっている肝斑の最新治療です。こちらは痛みがほとんど無く、麻酔は不要モニターさん募集しており、半額とスーパーお得な特価で施術可能になっておりますので、是非、治りにくい肝斑や色むら、赤ら顔でお悩みの方どうぞ対象は、当院で、1肝斑のスタンダード治療(美白治療外用薬+内服薬+当院が指導をする基本のスキンケアの徹底)を、最低1ヶ月以上行っている方。モニター照射の回数は2-4週に1回×5回まで。(勿論、効果があれば6回目以降も毎月1回〜3ヶ月に1回で通常割引15%OFFで継続可能)効果があれば個人を特定できないように加工した上で、モニター例としてご紹介させて頂くことに同意頂ける方。上記条件を満たしていてもポテンツァ照射が向かない方もいらっしゃいますので、診察の際にモニター適用可能か判断させて頂きます。▶︎価格モニター価格は5回とも毎回通常の半額、ハーフ(両頬のみ):15125円税込フル(全顔):22688円税込での施術 となります。※診察料1100円別途▶︎副作用リスク赤み、ほてり、点状出血、一時的な肝斑の悪化プラズマシャワーがお手頃になってリニューアル美容液導入施術【プラズマBTシャワー】塗る水光注射とも呼ばれる脅威の導入力を誇る施術が、よりリーズナブルになりました。各種施術と組み合わせてノーダウンタイムでお悩みに応じた美容液を導入できます!プラズマシャワー詳細プラズマシャワー治療 | Rパークサイド皮ふ科 | 福岡市中央区(唐人町駅 大濠公園駅)プラズマシャワー治療 。福岡市中央区「Rパークサイド皮ふ科」は、唐人町駅 ・ 大濠公園駅から徒歩9分です。皮膚科・美容皮膚科を診療します。女性医師在籍。皆様のお肌の悩みに寄り添い地域に根差した医療を提供。小さなこともお気軽にご相談ください。rparksideclinic.com【美容カウンセリングご予約はこちらから・受付時間:平日(月〜金)9時〜11時/(月・火・水・金)14時〜16時まで】カウンセリング料(施術・お悩み毎に)3080円税込Rパークサイド皮ふ科ホームページ診療スケジュール変更・休診のお知らせ◉ 2025年4-5月は特に変更なし★LINEお友達登録はこちらからRパークサイド皮ふ科 | LINE Official AccountRパークサイド皮ふ科's LINE official account profile page. Add them as a friend for the latest news.lin.ee(お得な初回クーポンも貰えますよ〜)★Instagram★こちらフォローして頂けると嬉しいです★Facebook Page★Rパークサイド皮ふ科こちらもこれから情報充実させて参ります★Twitter★こちらちょっとした情報をつぶやいて参ります。
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