こんにちは!
時々、機内で「その髪型、どうやってつくるのですか?」と女性から聞かれることがあります。
(若い方よりも、ミセス世代の方にご質問を受けることが多いです!)
今回は【CAの髪型の作り方まとめ】をお伝えします。
<CAの髪型>
・シニヨン(お団子)
・夜会巻き
・ショート、ボブ
いろいろありますが、やはりCAの髪型で多いのはシニヨン、夜会となります。
今回はその作り方をご紹介しますね。
【CAのシニヨンの作り方】
まず、ポニーテールの作り方からご紹介します。
結ぶ高さによっても印象が変わりますので、工夫してみてくださいね。
低いと、落ち着いた印象となり、やや高めは、若々しい印象になります。
あまり高くしすぎないほうがいいかな、と思います。
次にネットを使って髪をまとめていきましょう。
そしてUピンを使います。
こんな感じで作ってみてくださいね。
まずUピン部分をゴムの付け根にさします。
ネットの中にすっぽりとポニーテールを入れてしまいましょう。
その後、くるくると髪を巻いて、お団子を作りながらUピンで固定していきます。
ヘアネットは「アシアナネット」の検索ワードでアマゾンや楽天で探してみてくださいね。
百円均一でも売っていますが、アシアナネットの方がしっかり固定できるのでおススメです。
下記ような、網目の荒いのもありますが、上記のほうが洗練された上品にセットされた髪型になるので、個人的には好みです。
【CAの夜会巻きの作り方】
華やかな印象の夜会巻きの髪型。
シニヨンよりも大人っぽいクールな印象に仕上がります。
一見、作り方が難しそうなイメージされる方もいらっしゃいますが、
慣れると5分前後でできるようになります。
これから右ききの人向けに書いてみますね。
1、後ろで一つにまとめます。(手だけでおさえておきます)
2、右手で根元を固定しつつ、左手で上にねじりあげます(このとき、下にねじらないことが大切です。アゴを少し引くとよいです。)
3、ここで夜会用の大きめなUピンを用意します。ピンを裏表ひっくり返した状態で、右から左に髪をすくいます。(一番盛り上がっているところを、軽くすくうのがポイントです。)
4、ピンをひっくり返し、右側面にピンを入れ込みます。
5、毛先が上に向いていると思うので、Uの字をイメージしながら、先端を下のまとめ上げた髪に入れ込みます。
6、最後はスプレーで全体を固めます。特に、サイドの髪がパラパラと落ちてくるので、しっかり固定しておきましょう。
【前髪の作り方】
前髪を作るときのコツは「眉毛を見せる」ことです。
眉が見えることで華やかな印象になり、眉の動きで「笑顔」や「お詫び」などの表情を動きを伝えることができるのです。
私は髪型をオールバックにしていますが、下におろす場合、カーラーやコテで先を軽く巻いているクルーもいます。
曲線があることで、優しく、女性らしい雰囲気がUPするので、素敵に仕上がります。
今回は、同期に教えてもらった「斜めに流す前髪」の作り方をお伝えしますね。
1、「このあたりで分け目を作ろう」と決めた場所でいったん、前から後ろに前髪を流します。
2、分け目を作ります。(大体、8:2くらいで作ります。)
3、前髪を残して、それ以外の髪をいったん後ろですべてまとめます。
4、ここから前髪だけを作っていきます。まずは軽くクシで流します。
5、前髪内側に軽くスプレーします。
6、前髪の終わりの部分をピンで耳の上あたりで止めます。
7、前髪上から軽くスプレーし、固定します。
【ベースとなる髪型をまとめるときのCAおススメスタイリング】
シニヨンでも夜会の髪型でも、私はクールグリースを使っています。
ツヤが一瞬で出るのと、シャンプーがとても楽でおススメです。
コスパもよいです。1000円で数ヶ月は余裕でもちますね。
いつもアマゾンで購入しています。
<おまけ お直ししたいとき、おくれ毛などどうしたらいいか?>
私は蓋つきの固形ワックス「マトメージュ」を使っています。
蓋を開けると固形のワックスが入っているので、そのままおくれ毛に軽く乗せ、なじませます。
手も汚れず、手のひらサイズで、かさばらず、ささっとお直しをしたいときに便利です。
<おわりに>
ご紹介した作り方も、慣れるまでは少し難しいかもしれませんが、回数を重ねると、あっという間にできるようになります。
長時間のフライトに耐えられるように、しっかりまとめた髪型がCA流です。
しかし、機内はかなり乾燥しているので、髪もドライヤーで乾かす前にオイルなどを使って保湿をするなどの工夫をしています。
髪型で印象UPにすぐつながると思うので、ぜひ今回ご紹介した作り方を参考にトライしてみてくださいね。