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ミルク闘病日記 4月28日
少しでも食べると吐いてしまい、いつもは一回吐いてしまうと後は落ち着くんだけど、一回吐いてその後も吐きそうな感じがしばらく続く。
昨日、病院で「ちょっと強めの吐き気止めの注射をしとこうか」と言われ、注射をしてくれました。
普段どんな治療の時も怒ったり鳴いたりしたことがなかったのに、注射を打った瞬間、先生の方に振り返って「ギャン!!」と怒ってました
よほど痛かったんでしょうね
昨日の夜、紹介してもらって検査を受けた病院の先生から電話がありました。
やはり喉にできた癌でした。
本当は時間をとって対面で説明すべきですがゴールデンウィークに入ってくることもあり取り急ぎ電話で説明をし、どういう治療を選択していくかそれをお聞きしたいとのことで詳しく説明してくれました。
何もしなければ余命1ヵ月あるかないかだそうです。
治療について、放射線治療、胃チューブのメリットデメリットを説明してくれました。
一旦電話をきり、家族で相談しました。
選択肢は3つ
①放射線治療と胃チューブの積極的治療
② 胃チューブのみの治療
③現状のまま
このまま何もしないで苦しみながら死んでいくのを待つのはあまりにも辛い
この子の癌の種類は放射線治療には効果が出やすいということなのでとりあえず放射線治療は受けることにしました。
ただ胃チューブは今ミルクは痩せすぎていてリスクがすごく高いみたいなのでとりあえずこれは保留にしたいと思います。
胃チューブを入れるメリットは直接栄養を胃に送れるので無理に口から食べさせたり薬を飲ましたりする必要がなくなるから人間にとっても犬本人にとってもその方が負担が少ないと言う事だそうです。
でもどの治療もミルクの状態によっては当日無理ですと判断する場合があることだけ念をされました。
なので少しでも食べてくれるように高栄養のミルクを心を鬼にしてシリンジで回数を増やして治療を受けれるようにしたいと思います。
この選択が正しいかどうかは分かりません。
積極的治療は賛否両論があると思います。
人間も延命治療を望むか望まないか様々な考えがあると思います。
それと似たようなものかな感じています。
ただ犬は自分で意思を伝えることができません。
積極的治療は人間のエゴではないかという思いが心の中にありました。
いつも行ってる病院の先生の言葉
「犬は基本生きようとしています。どんなに辛くてしんどくても死にたいと思うことはありません。」
ジーンときました。
この子は生きたいんだ。
生きようと頑張ってるんだ。
改めてそう感じました。
ただ放射線治療を受けても伸ばせる寿命は数ヶ月
犬は人間と寿命の長さが違います。
がんの治療に関しては人間は生存率は年単位で見ますが、犬の場合は月単位だそうです。
そのことには、正直、愕然としました。
それでも放射線治療をすべきか?
たとえ少しの間でも腫瘍が小さくなってもう一度ご飯が食べられるようになったり楽になるのであればやってみようと思いました。
これからどうなっていくのかわかりませんが。ミルクと過ごせる1日1日を大事にしていきたいと思います。
長文になってしまい失礼しました
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

