中海・境水道の無くなった渡船の特集を続けましたが、最後は合同汽船の話題です。明治時代に就航した合同汽船は、松江大橋たもとの大橋川に乗場があり、中海の大根島を経由して境港~美保関まで通った定期航路があり、美保神社参拝で美保関を訪れることも出来、私も子供の頃に母に連れられて美保関と大根島に行くとき合同汽船に乗ったことをハッキリ覚えています。中海干拓の堤防道路が出来て大根島が陸続きになった頃の1980年に廃止になりました。もっと大昔は安来や米子、宍道湖を通って平田、そして恵曇に行くような航路もあったようです。大根島が離島だった頃は松江は境港から非常に遠い場所で、特に境水道大橋が完成する以前は、フェリーボートで境港から宇井まで渡り、今の431(当時はまだ県道)を森山・本庄を経由して松江に行ったものです。