ゲームアプリで700万円かけて売上14万円という現実
いやぁ、こういったニュースを見るとすごく希望が削がれてしまうので見たくはないのですが…怖いもの見たさで見てみました。人の失敗からも学ぶことは多いと思うので…
引用元記事
「夢だったゲームアプリ開発。700万円かけて売上14万円でゾンビ化」京都のアプリ開発者「room6」が語るアプリビジネスと嫁の厳しさ。
かけたお金、700万という数字は具体的には語られてはいないのですが、人件費が3人で8ヶ月なので24人月で月給を安く見積もって20万。これだけで480万。残りの220万はグラフィックや音楽などでしょうか。
それで売り上げが14万…
世知辛いですね~…
こちらの胃も痛くなってくる話です。
とにもかくにも実際のゲームを見てみないことには始まらないので、渦中のゲームアプリ「とっとこダンジョン」をインストール、プレイ。
内容的にはダンジョンでモンスターを倒したり、宝を見つけてお金を稼いで強い武器を買って…という流れです。
実際にプレイしてみると、う~ん、これは確かに…
グラフィックやキャラクターは綺麗、可愛いのですが、「とっとこダンジョン」という名前から期待していたゲームとはちょっと違いました。
基本的にキャラクターは自動で動き、こちらが動かせることはありません。
勝手にダンジョンの下に降りていき、勝手にモンスターと闘い、勝手にクリアされます。
ゲームが進んでいくとUターンなどが出来るようになるようですが、自由に探索、戦闘という感じではありませんでした。
でもキャラクターの動きやストーリー紹介時のグラフィック、キャラの動きは可愛らしく、見ていて愉快なものです。
また、記事の中でこのゲームに関してアプリ広告やyoutuberさんに紹介してもらうなど様々な広告を打ったものの、効果はあまりなかった点についても言及されていました。
なるほどなぁと色々考えさせられました。
一方で同じアプリドットゲームの「彼女は最後にそう言った」は広告は見ないもののレビューが4000件以上つき、評価もほとんど☆5です。
広告を打つ前にまずは「いいゲーム」を作る努力をしなくてはいけないのだなぁと実感しました。
全体を通してはなるほどなぁ…と色々勉強させられました。
ツクールなどを頼らず、ゲームを一から作り上げるというのはとても時間とお金がかかることなので、市場がどんなゲームを望んでいるか、その望んでいるもののうちに自分が真心を込めて提供できるものは何なのかという共通部分を見つけるまでは、自分はしたくありません。
失敗したときの代償が大きいですからね。
それこそ再起不能な事態になりかねません。
自分はまずはツクールMVが出るのを待って、ツクールMVで作ったゲームで試行錯誤をしようと思います。
「とっとこダンジョン」ですが、AppStoreとGooglePlayどちらでも無料で手に入ります。
ご興味のある方はプレイしてみて下さい。
追記
「とっとこダンジョン」ですが、記事を書き終えた後プレイし続けてみたらやれることが増えていき、それにつれてゲーム性が豊富になってくるので楽しいです。
出来るアクションが多くなってくると今まで取れなかったお宝が取れるようになったりするのでRPGとしての醍醐味もある気がします。
主人公と要請のやり取りがダンジョン攻略の合間に出てくるのですが、なかなかコミカルで面白いです。
個人的には面白いゲームだなと感じました。

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