おはようございます、春希です。
雨で大変な事になっていますね。
被災された皆様、お見舞い申し上げます。
私も今まで経験した事のないようなすごい雨でした。
雨は好きなのですが、今回はちょっと恐ろしかったです。
まだ、警報でている場所がありますので早く日常に
戻って欲しいです。
さて、先週の金曜日にずっと行きたかった東京の
早稲田の駅から歩きました。
駅に早大の学生さんたくさんいました。敬愛する村上春樹さんの
後輩なんですね。(*^-^*)
この辺り、夏目漱石が住んでいたので記念館もあるし、文学的な
要素も多い所です。
実は私の叔母が作家の吉屋信子さんと親しくさせて頂いてらしく
この辺りに住んでいたそうです。20才前に腸チフスで亡くなった
そうなんで私の母とも歳が離れていたので殆ど覚えてないみたい
ですが・・・・。美術館の牛込の住所を見てびっくりしました。
さて、美術館ですが建物も草間さんがモチーフにされているドット
水玉模様のガラス張りでおしゃれな建物です。
こちら2か月前からの日にち、時間指定の完全予約制でして開けて
いる曜日も木~日なんですぐにチケット完売してしまいます。
私も発売日の1日に速攻で申し込みました。
天気が限りなく怪しかったのですが、指定日なんで行く事にしま
した。
美術館は1~5階になっていまして、展示室が2階~5階です。
流石に草間さんは世界的なアーティストなんで欧米人の方も
何人か来られていました。
昼間に行った江の島は天気悪くて人少なかったですが、8割
くらいアジアの方でした(;´∀`)
これは5階の展示物です。草間さんがよく使われている
モチーフパンプキンです。とてもかわいい(*^-^*)
近くではこんな感じです。タイルが貼られています。
エレベーターも鏡張りでこんな感じです。
これは4階です。
「無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく」
という題名がついてます。
草間さんの作品によく出てくるパターンで4階のフロアの
中に部屋が作ってあり、そこを開ける全面鏡貼りでライト
アップされたオブジェが置いてあります。
係りの方が扉をしめて2分間は開けないのでたっぷりと
世界が楽しめます。私も一人で入れました。
ここは異空間みたいでとっても気持ちよかったです。
3階から2階は撮影は禁止なので写せなかったですが、
草間さんの絵画が56点ほど展示してあります。
60年前の作品から2年前までありました。
かなり、昔のはタッチが違っていて色彩も暗めだったかな。
精神的な御病気と向き合って絵を描かれていたので、その
時の苦しみがわかります。ある種、ストレートに感情がでて
いるかと。
私はこの時代の草間さんの作品も好きですね。
最近の作品もかなり大きなキャンバスで描かれていますが
テレビで草間さんが平置きにして絵を描いている所を見ま
したが真ん中辺はどうやって描くのか・・・・、中心から描いて
いくかしら、御年89才ですがあのエネルギッシュなパワーは
物凄いです。
幼少の頃から幻聴と幻覚に苦しめられていて、それを開放
するために、絵を描きつづける。私が勉強している一種の
「アートセラピー」の先駆けをされていたような気がします。
ニューヨークに行かれてからはハプニングと呼ばれる過激
なパフォーマンスや反戦運動にも関わられて「前衛の女王」
と呼ばれてました。
海外でも色々な賞をとられて、ルイヴィトンともコラボの作品
を造られたりしています。
日本が誇る世界的アーティストなんでますます頑張って頂き
たいです。
「とこしえの愛」を描きづける草間彌生ちゃんより愛をこめて
春希