セラピスト | カルラのたわごと

カルラのたわごと

~ちょこっとスピかな~

こんばんは、春希です。

 

何度か書きましたが、私がぶれそうになった時によく読む書籍

です。

これは名著です。セラピストの方は絶対にお勧めします。

今は文庫にもなっていますよ。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

 

絵画療法を始められた中井久夫先生や、私が今月から受け

ている心理関係の講座の講師でおられる京都大学名誉教授の

山中康弘先生のお話しも沢山出てきます。

 

私がその中で特に感銘したのは木村晴子先生が担当された

中途失明された女性が作る箱庭のお話しです。

木村先生の補助の元でクライアントが箱庭を作る事で自分の

世界を実際に見る事は出来ないが、いかに癒されていくかが見

事に書かれています。

木村先生ですから、視力を無くされた女性を導いていく事が出来

たというのが一番大きいですが、箱庭療法は見て作るというだけ

ではなく、触覚や皮膚の感覚にも訴えかけ癒していけるというも

のすごく素晴らしいものだと実感できました。

 

実際に私もセラピーしている時に、砂だけ暫く触られているクラ

イアント様がとても気持ち良さそうにしているのを見受けられます。

 

「セラピスト」の方には著者の最相さんの判断でこちらの女性が

製作された箱庭の写真は掲載されていません。セラピストとして

クライアントに立ち会った木村先生以外に、クライントが見る事の

出来ないものを他の人間が見てもいいかと思考えて写真掲載を

やめたみたいです。(木村晴子さん、製作者のお二方は写真を

だしても良いと言ってくれたそうです)

最相さんの御判断は最も思いましたが、やはり見てみたいなと

も思ってました。

 

そして、なんばのジュンク堂書店をブラブラしていた時に、この本

を偶然見つけました。

10年前の発行です。

箱庭の事が書いてあるので、ちょっと見てたら木村先生のこの

セッションの事がなんと載ってました。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

買うかどうか迷ったんですが、次の日に会社帰りに難波まで買

いに行きました。1600円なり(・Θ・;)

こちらの10年前の雑誌には一部ですが写真が掲載されています。

但し、白黒なんでちょっと見づらいかな。

雑誌の方は、木村先生が記事を書かれていますので製作者の失

明された女性から依頼を受けた時に、受けるかどうかかなり悩ま

れた経緯などが詳しく書いてあります。

たぶん初めてのケースでかえってクライアントさんを傷つける事に

ならないかとか、ご自身で作成された物を見る事ができないという

辛さという意味で。

 

こちらのケースに関しましては木村晴子さんというすごい方と、

クライアントの失明されたIさんという女性もご自身をしっかり持

たれている方なので成功したのかとも思えます。

 

箱庭療法すごいです。無限の可能性があります。

 

本も色々と買いました。髙いですが・・・・。

DVDは4万くらいしたかな・・・・°・(ノД`)・°・

まあ、お金色々とかかるんで大変ですが・・・。

イベント時、荷物重いし・・・。

 

まあ、好きでやっているんで・・・・。筋肉痛以外は苦にはなり

ませんが。

はるき