おはようございます。
最近、落ち着きのないパーカーです。


…いつもか。てへっ(*´∇`*)



今回は睡眠について思うことを書きます。



皆様、眠れていますか?

熟眠感はありますか?
疲れ、とれていますか?



症状に問わず、
だいたい精神科に受診する方は「快適な睡眠」とれていません。

「睡眠時間」というよりも、熟眠感があるかというところが重要かと思います。


眠れていないとどうなるか?

疲労は取れませんね。頭もボーっとしますね。






でもなんで「寝る」の?
おきて回復できた方が効率がいいのに。

と言うわけで



「人はなぜ眠るのか (井上昌次郎氏 著 1994年)」を読んでみた。


古い本ですが、手元にこれしかないのでこれで勉強だい!




【なんで眠るの?】
ザックリいうと「大脳のため」だそうです。

大脳は高度な情報処理機能(外的、内的な情報も含む)を持ってます。

高度な処理。ということは
それだけ、脳をこき使っていることになろうかと思います。

休息なしではその処理能力に影響が出ます。

同書p16 1―2によれば
人は「長い期間、睡眠をとらないと死んでしまう」そうです。



しかし「短時間、睡眠が不足するぐらいでは死に至るほどでは無い」ないそうです。

ジャブを積み重なれば、じわじわと体や脳をむしばんでいく…。怖い怖い。




良く聞く「レム睡眠」「ノンレム睡眠」ですが、

レム睡眠って「脳を眠らせるための準備」

「覚醒するためのウォーミングアップ」

「脳の機能を色々試す試運転」機能もあるんですね。



「高齢になると眠りが浅くなる」と言われるのは、

この「レム睡眠」の機能、つまりは老化で脳の働き自体が少し落ちてくることによって、
「脳を上手く寝かせてあげることができない」

んで睡眠の質が落ちるんだとさ。



それにくわえて、人にもよりますが、うたた寝しやすい環境下にあるのでついつい…
ということもあるそうです。




ちなみに
草食動物や鳥などは「左右の大脳交互に眠らせる」ことで、休息をとっているそうです(同書p76)


完全に寝てたら食べられちゃうもんね❤(はあと)



(あきらかに「はあと」ごとではない!!)





この「眠る」という機能は人間にもとから備えられた機能だそうです(P97)

いわば「眠りは高度な生理機能に支えられた生体防御技術(同書P127)」!!

良くできているね~。人間。





「で何がいいたいの?」

眠れないことに関しては、あんまり我慢しないでください。

寝るためにメンタルクリニックに通うことも選択肢の1つとしては使えるよ。
もちろんヨーガもね。

と言うことをお伝えしたいです。


なぜそういうか?

個人的な体験から
「睡眠が不十分だとすべての事柄がマイナスに見えたり、受け取ってしまいがちになる」と感じたからです。


…見た目「ぱっぱらぱーお花畑野郎」ですが、あたしでもこうなるのよ。マダム?







私、どちらかというとショートスリーパーな方です。

やりたいことがあったり、事情があって時間を削らないといけない時は真っ先に「寝る時間」を短くします。

コーヒーをあえて寝る前に飲んで、眠りを浅くして短時間で起きると言うこともします。


仕事の質を上げるには○○しなくちゃ…。

読みたい本があるから早起きしよう…などなど「パーカー号」は色々なことを言ってくれちゃいます。

で、調子に乗ってそれを実行します。




案の定ですが、
2時間睡眠とか3時間睡眠をし続けるといろいろ問題が出てきました。


自称ショートスリーパーには
この時間の睡眠は合わなかったんでしょうね。



まずは
身体面では同じ練習を毎日しているのに「変なところを痛める」

「ボーっとしてミスをする」。特に「ものを無くす」ことが多かったです。

メンタル、思考面では

何か考えたとしても「不十分な気がする」ようになりました。


なにかするにも「なんか気持ちが乗らない」

「理由なき不安」

「自分はダメなんじゃないのかという心配」

「じっとしていることが悪いように思える」などなど。





それ以上にまずかったのは「ネガティヴ思考から抜け出せない」ことでした。

ちゃんと寝ていても、こういう気持ちが出ることはあります。





頭が元気であれば
「じゃあどうしようか?」ということを考えられますが、

そうでなければ「もーええわ」と投げやりになったり、
変な被害妄想をして周りを拒絶したり、感謝を忘れてしまいます(あくまでパーカー号はね☆)




ですので、


睡眠は「無理やり」
あるいは「容易に削りすぎる」のは賢明ではないと思います。



不幸にも睡眠を削らざるを得ない環境があるのかもしれませんが、



そうまでしてやらなければならないことってあるのでしょうか?





ほかに良い方法がないのでしょうか?

なにより「苦しく」ないっすか?






とはいえ「寝よう」と思ってもねられない時はあります。

それって苦しいですよね。

「体はだるいのに、頭ちゃんがうるさい…」

で寝れなくて
「仕事がつらい」「体が痛い」





自分ではどうしようもないことがあります。

でも仕事、やることは後から追ってくる…。




そんなときは
一人であんまり我慢しなくていいと思います。
 

そもそも「頑張ってない人」なんていないと思います。


頑張らなくとも、

僕等には
もともと「変える力」があるので、結果的に何とかなります。

精神科勤務していて思いますけど、

金がなくとも、家がなくとも
借金があろうとも、なんであろうと

形はどうあれ「何とか仕方」は意外とあるんですよ。

なにがあっても大丈夫です。
なんとかなるから。





どうしても眠れない、つらくて仕方がない
時はメンタルクリニックも選択肢の1つとして考えてみよー!

色々、客観的に教えてくれたり、眠りを良くお薬を処方してくれることもあります。


 
とはいえ、
精神科や、精神科の薬に拒否を示す方もいらっしゃいます。

なんか精神科って響きやイメージ、怖いよね~。


お薬依存になったら嫌というのもわかります



でもね。

先のことを考えすぎる、
体裁を気にするよりも

「今を変えていく」ことが一番大事。

そういう意味では形はどうでもいいし、薬も100%悪ではないと思います。

部分よりも全体で見てみるのも悪くないのでは?




あ、もしあれならヨーガを教えますわよ💕(結局そこですか。)



あ、ちなみに、
この本の5章「眠りはコントロールできるのか」本書p173~

眠りのコントロールについて、
色々なこと、ケーススタディ?的なものもあって面白いですよ☀


ちょっとそんなことをぼんやり思ったので、愛をこめカキカキしました。

じゃあ、寝るか!!!またね←おい。