先日、東京に戻った際に以前、ちょっと個人的にお知り合いになった軽度知的障害のある30代の女性にあってきました。


それまでの経緯は・・・こちら

私と、彼女の関係はあくまでもお知り合い、友達です。

ただ、彼女がおそらく生きていく上では支援者が必要な方とお見受けし、地域の就業・生活支援センターを紹介し、お仕事がしやすくなるように調整をしました。


その後は、私はたまにメールで近況報告を聞くだけだったのですが、今回結構SOSという感じだったのでお会いしてきました。


うーん、難しい。


彼女が困っていることは大きく2つ

一つ目は、職場でパート歴が一番長いので後から入ってくるパート社員の指導者の役割を求められており、うまくいかない。

ここについては、ある程度支援センターの担当者が職場との間にはってくれれば解決はできそうな問題なので、こちらは支援者にお任せです。


ただもう一つの問題。

彼女は私に何度も「とにかく、早くいい人を見つけて結婚して実家をでたい」と訴えました。

しかし、よく聞くと、好きな人はいない。

また、前回の結婚も良い思い出は全くない。

料理は多少できるが、お金を管理して買い物をして家計を切り回すことは自信がない(おそらく全くできない)。

それなのに、なぜ結婚なのか??


よくよく聞くと70過ぎたお父さんがとにかく「女なんだから結婚して家をでなさい」と彼女にこの数年かなりきつく言い聞かせている様子。

そこで、ご両親の状況を聞くと、どうも健康面と決定的に経済面で問題ありな感じ

もちろん、彼女の口から聞く話なのでよく実態はわからないのですが・・・


やはり、ご両親がもはや彼女の生活を支えるのが限界なだけでなく、今後迫りくる老後の問題が山積みな模様。


うーむ、これが自分の仕事上の支援であって、管轄に居住している方であれば、ご両親とも面談し、場合によっては福祉事務所や高齢福祉課と連携して、彼女だけでなくご家族全体を支援するんですが・・・

いかんせん、私の今の立場と彼女との関係ではちょっと無理。


まずは、彼女の所属する就労生活支援センターの担当者の方にヒアリングした話をFBするにとどまりました。

でも、何とも不安だなぁ・・・

おそらく、やはり彼女には生活面での支援がもっと早い段階で必要だったと思うんですよね・・・

コミュニケーション力は高いし、集団生活も送れる方なので、彼女の生活の場所をうまく作りだせばなんとかなる方だとは思うのですが・・・


あと、彼女はお金をもらってもどう使ってよいかわからない・・・という問題も抱えていました。

この点は、ちょっとまた別の機会に書いてみましょう。


しかし、知的障害者の方を支援して思うのは、結果的には本人だけの支援で完結することはまずない。

ご家族全体と一緒に支援しないと良い結果は生まれないなぁと。

この先、彼女とはお友達としてアドヴァイスできることはしながら見守っていきたいと思います。



東京の家で、カーテン遊びの楽しさに気づいてしまいました。


お腹の中の子はダウン症


今朝から、我が家はなぜか真昼間なのにカーテンしまっています。

タッセルをいつの間にか外し、カーテンをひっぱりながら寝返っている模様です。



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