先日参加した、早稲アカの高校入試報告会の続きです。
早慶の入試報告会
こちらは色々な方が記事にしてらっしゃると思いますので、初心者の私が書くのも恐縮ではありますが
早慶の入試概況で気になったこと。
⚪︎早慶合格者はのべ1554人だけど、実数は1000人。
⚪︎前日行われた必勝志望校判定模試の参加者は3440人。必勝に行ける人数は筑駒・開成・国立必勝は450人、早慶必勝1000人、難関必勝1000人。
筑駒・開成・国立組も早慶を受験するでしょうから、早慶必勝に通っていても実際に合格を掴むのは上位50%くらいってことなのでしょうか🤔
自校舎の報告会では、男子は早慶必勝α2クラス以上が目標、最低でもβ1(ただし合格率は3〜4割)と言っていたので、早稲アカの中でも熾烈な競争になるんだなと 早稲アカが早慶合格者数全国No.1なのも納得です。
⚪︎今年は補欠の繰り上げ合格が少なかった。東京都の高校無償化の影響か。
⚪︎今年は無償化の発表が公立の出願期間後だったので出願率は例年とさほど変わりはなかったが、次年度以降はさらに都県立の出願率が下がり、私立の出願や倍率が増えるのでは。
早慶は今でも熾烈なのに、来年度はさらに厳しい戦いが繰り広げられるのでしょうか…。すごい世界です。うちの長男には今のところまったく届かない別世界の話に聞こえます
早慶入試問題の分析
報告会の大部分が問題の傾向や分析に割かれていた印象です。
英語
語彙力、文法力は高いレベルで習得が必要。自由英作文があるため、プラスして発想力も必要。
大量の問題を迅速かつ正確に解く力。
「長文」に対応する力。1000語が目安。
まるで全部盛りですね… (´◦ω◦`)
数学
典型題(難関校でよく出る問題)を高いレベルで解けるように、演習を重ねて見たことある問題を増やす。
複雑な問題を最後まで解ききり、しっかり答えをだせる力。模試やテキストで間違った問題の答えを写してるようではこの力は身につかない。自分の力で解く練習が大事。
初見の問題が出でも、手を動かして解ける力。
数学も求められるものが多いです(´◦ω◦`)
国語
早稲田系は文章を精査し、内容を正しく捉え、文章の解釈ではなく、俯瞰して言い換えを探したりする正確な作業が求められる。
慶應系は文学的文章、説明的文章のいずれも深い読解と理解、つまり文章の解釈が必要となる。
古典は早慶とも、学校によってあったり無かったり。文学史も高難度。
文章読解に求められるものが、早稲田と慶應で対照的なのが面白いと思いました。
興味が湧いたので調べてみたら早稲田の付属校2校って、ホームページに過去問が掲載されてるんですね。
問題と解答用紙のみで解答がないので、とりあえず英国の長文だけ読んでみたのですが、国語の説明文は15歳の子が読むには難しい文章ですし、文学的文章は読みやすいけど記述問題が説明文より難しいというか、答えにくい気が。
英文は大人の私には理解しやすい内容だったけど、中学生のレベルを超えてる気がしますし、とにかく長い。英文速読できないと全然問題が解けないのでは…。
数学はまったくわからないので、開いただけですぐ閉じました
長くなったのでまた続きます