たばこを吸うと筋肉減少リスク、
メタボならぬ「ロコモティブシンドローム」に一歩近づく
(Medエッジ 2015年1月12日 7:30 PM)
http://www.mededge.jp/a/resp/6951
過去の研究を総合的に分析した結果
たばこを吸っていると、後々の筋肉の減少リスクを高めると分かった。
■2万人を超えるデータを解析
チェコ共和国のチャールズ大学の体育スポーツ学部の研究グループが、チェコスロバキア国内の医学誌であるフィジオロジカル・リサーチ誌で2014年12月22日に報告したもの。
喫煙は多くの病気の危険因子と分かっている。一般的には高血圧や脂質異常症といったメタボリックシンドロームにつながる異常、がんといった問題に関係付けられる。さらに、筋肉や骨格に関わる、最近言われるロコモティブシンドロームにも影響するのかもしれない。
文字通り筋肉が減っていく筋肉減少症に関連している可能性があるという。
研究グループは、たばこが筋肉減少症にほかの要因から独立し関係してリスクを高めているかを検証。
過去に、たばこと筋肉減少症の関連性を扱った文献を解析。12件の研究を総合的に分析した。解析対象となるのは2万2000人を超える。
■危険度は2割増し
結果、全研究群をまとめた危険度は男性でも、女性でも2割高くなるという結果だ。
たばこは健康にネガティブな影響を及ぼすのは明確なのでできれば避けたい。さらに、筋肉への影響も加わるとなると、さらにやめたくなる人も増えるかもしれない。
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ロコモティブシンドローム?
・・・って、まだちょっと聞き慣れない言葉ですよね。
なんとなく、かっこよく聞こえちゃったりするし。
実は、「筋肉が減少する」(*_*)・・・という、怖い症状なんですが。
この記事の結びには、「さらにやめたくなる人も増える」
と書いてありますが、
ニコチン依存症の人は、このくらいのリスクでは、
そうそうやめようとは思わないんじゃないかな。
だって、「寿命が10年縮む」って言っても、
「タバコ無しで10年余計に生きようとは思わない」
と、たいてい、おっしゃいますから。
「ほんとはやめたいんだけどね」と言いながら
吸い続ける人だけは、確実に増えるでしょう。
この研究をしっかと受け止めてほしいのは、
やっぱり、スポーツ選手ですね。
オリンピックに出て、メダルを取ってるような選手でさえ、
喫煙者がいるというのは、有名な話(誰とは言いませんが)。
タバコ擁護派の人は、
「喫煙者でもメダル取れてるんだから、いいじゃないか」
とおっしゃるでしょうけどね。
ほんとにそれでいいんですか・・・?
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