「親の禁煙、子のぜんそくに予防効果」大阪の医師ら発表
(朝日新聞デジタル 2015年1月6日21時57分)
http://www.asahi.com/articles/ASH155Q08H15ULBJ008.html
 
親が禁煙すれば子どものぜんそくが重症化するのを防げることを、大阪府立成人病センターの田淵貴大医師らの研究グループが明らかにした。4歳半~8歳の間にぜんそくで入院する子を少なくとも2割近く減らせるという。小児ぜんそくと親の喫煙の関係は指摘されていたが、禁煙の予防効果を具体的に示したのは初めて。
厚生労働省の大規模追跡調査に参加した2001年生まれの子ども4万3千人を対象に、生後半年時点の親の喫煙状況と、8歳までのぜんそく入院の経験を、三つの年齢層で調べた。両親が室内で吸っていた3399人中52人が4歳半~8歳でぜんそくで入院していたが、両親とも吸わない1万4117人では入院したのは112人だった。
喫煙以外の要因を除いた上で、両親が室内で吸う子がぜんそくで入院する確率は、両親がたばこを吸わない子に比べて、①生後半年~2歳半で1・54倍②2歳半~4歳半で1・43倍③4歳半~8歳で1・72倍になった。
調査結果を日本全体に当てはめると、両親とも禁煙すれば、少なくとも①の年齢層で8・3%(4970人)②で9・3%(4950人)③で18・2%(1万940人)の入院を減らせるという。田淵さんは「子どものぜんそくの8~18%は親の喫煙が原因といえる」と話す。研究成果は米医学誌電子版に掲載された。

 

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ぜんそくの発作は、命にかかわるとても危険な状態です叫び

親が喫煙者だと、ぜんそくの発作が起こりやすくなるというのは、

つまり、「受動喫煙」が原因です。


どうか、子どもたちを、そんな危険な目に、遭わせないでください。

両親が禁煙すれば、発作の回数を減らしてあげることができます。


もちろん、子どもたちだけでなく、大人にとっても、受動喫煙は「害」です。


こういった大規模追跡調査、今後とも継続お願いします。

 

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