このシリーズ
『長澤松平風聞記』は
副題に『仏像記語り』
とあるように
岩津の地にて、400年の間
人々の心の拠り所として
信仰を集めていた妙心寺の
ご本尊
阿弥陀如来立像
の中に収められた
「仏像記」
と
現在は円福寺となった妙心寺境内に残された
長澤松平霊廟と、その墓から
導き出される歴史を述べたものである
その墓が、本当にその人のものなのか
その伝承は、本当に正しかったのか
寺号替えされた理由は、本当にそうだったのか
タイムマシーンでも発明されない限り
事実を証明することは限りなく皆無に等しい
しかし、
大切なことは
事実を証明すること以上に
なぜ、そのような謂れが残されているのか
なぜ、そのような史跡が残されているのか
である
謂れも、史跡も、墓も、
いつだって、誰かがやろうと思えば
消滅、または、破壊できたはずである
それがなぜ、現代にまで
残されてきたのか
人の想いは、
残るのである
▶︎行ってみよう❣️長澤松平家霊廟の残る
岡崎市岩津町円福寺はコチラ