R5岡崎地方史研究会総会&私のスピーチ全文 | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

2023年3月30日(木)

 

市民会館大会議室にて、

 

令和5年度

 

岡崎地方史研究会総会

 

が開催された

 

 

今年は、市長様も駆けつけてくださいました

 

 

 

 

その総会の時、年に一回発行される小冊子を

 

『 研究紀要 』

 

というんだけど

 

今年は、私も文章を掲載したので

 

執筆者トークということで

 

登壇する機会があった

 

総会前の、複雑な顔・・・・笑顔、笑顔〜〜〜って・・・・💧

 

 

 

それで、

 

毎日毎日

 

練習していたのだけど

 

喋る直前の紹介で

 

5分と聞いていた持ち時間が

 

「15分ずつ喋ってもらいましょう!」

 

と、いう紹介だったので

 

 

 

(ええ!?)

 

 

と混乱

 

考えてみれば、

 

反対よりはいいんだけど 笑

 

長くなることを見越しての

 

5分という言い方だったのかも

 

 

持参した参考資料も、配っていただきました

 

 

 

混乱しつつも

 

練習どおりに話せたので、よかったんだけど

 

実は、密かに

 

もうひとつ、挑戦したいことがあった

 

 

 

それは、

 

大人の女性らしく、

 

しっとり語りかけること

 

 

 

これは、残念ながら実現できず

 

 

 

慌てて始まったので、いつものよーーーに

 

喋ってしまったわぁ・・・

 

 

まぁ、いつもがそういう話し方だから

 

当たり前だわね・・・・

 

『研究紀要』は、家康館と正文館にて販売されます。

4月10日以降の販売となりますよ〜〜〜

(会長様、確認済)

 

よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

帰宅してから、録音したものを聴いてみたら

 

しゃべれているけど、

 

うーーーん

 

やっぱり

 

しっとり感欲しかった・・・・

 

 

話した内容は、

 

書いた内容について直接説明するのではなく、

 

手がかりになることを、喋ってみた

 

自分がこういうこと聞けたら

 

面白いよね

 

っていうこと

 

 

 

まぁとりあえず

 

伝えたいなと思ったことは

 

話すことができてよかった

 

実は

 

原稿を提出した後で

 

内容について

 

一部クレームが入ったのよね・・・・

 

でも、それは譲れない部分での

 

ご指摘だったので

 

ピクリとも譲らなかった

 

その後

 

私の文章が

 

そのまま掲載されたのは

 

守ってくださった人たちが

 

みえたからだと思う

 

 

そう

 

自分が自分で、スピーチの中で話したように

 

私は責められても、追及されても

 

孤独じゃなかったんだ

 

 

 

 

とりあえず

 

理解されなくても

 

自分の姿勢を

 

貫こう

 

と思えた夜だった

 

 

開催準備をしてくださった

 

役員の皆様

 

本当にお疲れ様でした

 

 

 

終わった後の、一人打ち上げ♡ミニストップのキャラメルプリンソフト

重圧から解放されたワタシ❣️

 

 

 

15分スピーチのところ、9分で終わった

私のスピーチ全文

 

 

 

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【進行 森様】

 

4:10の予定までですね、お二人の方に15分ずつお願いします。それでは最初にですね、三田村ちはるさんにお願いします。書いていただいた『三河藤原氏から生まれた浄瑠璃姫物語』というタイトルで書いていただいた内容を論議していただきます。よろしくお願いします。

 

 

【執筆者トーク書き起こし 三田村】

 

みなさん、こんにちは。三田村と申します。

今日は長い時間お疲れ様です。

なかなか介護の方が忙しくて、ツアーとか出れないのでこうして年に一回、皆様の顔が観れるのを大変楽しみにしております。今日は、研究紀要の内容について5分ぐらいと言われていたんですけど、ちょっと短くなりますけど、簡単にお話をさせていただきます。よろしくお願いします。

 

まず始めに、私の日頃の活動なんですけど、普通の主婦でして、日頃は、今言いましたように同居の両親の介護をしながら、地元の歴史や有名人を取材して、紹介をする、っていう活動をしております。介護の方はですね、要介護1、2、3、4、5と全部経験しております。今日も親を送り出してから出てきました。

 

活動実績の方はですね、簡単に紹介させてもらいますと、東海愛知新聞の方に今連載が4年目、地元ラジオ局の方に出演が6年目、あと、市民活動団体として歴史クラブを立ち上げまして7年目、あと、3年前には地元のお寺さんと絵本を共同出版しまして、教育委員会の審査を通しまして、公立の小中学校の全てと図書館の方へ寄付をさせていただきました。

ちなみにですね、りぶらの方では家康文庫に配架されているんですけれども、こういう黄色いね『大友皇子の伝説』っていいます。これね、古代なんですけど、地元に伝わる伝承を絵本にしたものです。私の担当は絵を書いております。地元のお寺さんでも、只今絶賛発売中ですので、ぜひお買い求めください!とってもかわいい本です。

 

 

ま、これはいいんですけど、

今回、私が研究紀要に書いた内容なんですけど、今回紹介させてもらったのは「三河の中世の歴史」について紹介をしております。

ま、この時代っていうのはですね、なかなか表に出にくい理由があるみたいで、紹介する人や話す人が非常に少ない時代なんですよね。

でもまぁ、この時代っていうのは、三河の歴史に留まらず、日本全体の歴史に関わるおっきい流れが結構あるので、非常にドラマチックで面白いんですよね。

 

読んでいただくと、当時の三河がどれだけ朝廷に関わっていたのか、朝廷や皇族、天皇に近い存在だったのか、そして、どれだけ中央政権に近かったのかっていうのに気づかれるんじゃないかなと思います。そういった時代背景を認識されて、その後の時代、足利、松平、徳川と入っていくと、またね、面白さが深まるんじゃないかな、と思っております。

反対にですね、その時代をテーマにした作品で、ずっーーーっと語り継がれているものもあるんですよね。それが『浄瑠璃姫物語』って言います。

まぁ『浄瑠璃姫物語』はですね、中世の矢作を舞台にしたお話でして、矢作の長者、兼高長者の娘の浄瑠璃姫と、源義経が登場するお話なんですけれども、琵琶法師がベンベン!と『平家物語』を語っていた後に語っていた話だそうで、非常に人気が出まして、その時代からずぅーーっと形を変えながらも令和まで語り継がれていると。

 

どうして、『浄瑠璃姫物語』はこんなにも語り継がれてきたのかと。

そして、どうして、舞台は矢作なのかと。

そして、どうして、兼高長者で、

どうして、浄瑠璃姫と義経が出てきて、

そして、浄瑠璃姫は架空の人物だと言われているにも関わらずですよ、

どうして、こんなにも史跡や痕跡が残っているのか。

まぁ、非常に研究のしがいがある魅力的な題材なんですけれども、

その残された『浄瑠璃姫物語』と三河の中世の中世の歴史を擦り合わせていきますとね、非常に面白い広がりが出てくるわけなんですよね。

 

まぁ、歴史っていうのは、残された歴史、伝えられてきた歴史よりも、葬り去られた歴史ですとかね、今のお話みたいに、岩田徳義さんみたいに、レジェンドも忘れ去られちゃうぐらいなんでね、消し去られた歴史とか人物の方が多いんじゃないかと思うんですけど、

そうやって、残されたものを擦り合わせていく、じみーーーな作業の中に、失われた歴史を紐解く鍵ですとか、面白さがあるんじゃないかな~~~と思うんですよね。

 

そんな感じで、私は日頃からこうやって、地元生まれで、地元育ちで、結婚してからもずっと地元にいるんですけど、その地元の人たちに地元の話をさらにしているわけなんですけれども、それはどうしてかっていうのも、研究紀要の方に書いてあるんですけど、

だいたい、みなさん歴史が好きだと一緒だと思うんですけど、この土地の謂れや歴史を伝えることによって、理解がさらに深まり愛着が湧くと。そうするとどうなるかっていうと、ここに住んでいる、こんな重白い土地に住んでいる自分なんだっていうね、存在感、あと肯定感や居場所を認識されるんじゃないかなと思って、活動しているんですよね。

そして、歴史を伝えることで先人たちのね、知恵ですとか苦労もすごく聞くので、さっきの話じゃないですけどね、例え、もしも、今、あんたがそこで苦労していても、それはあんただけじゃないよと。死ぬほど辛い、苦しいことがあっても、それはあんただけじゃないんだよ、っていうことが伝わればいいなと。そして、鎌倉殿の大竹しのぶじゃないですけどね、自分が辛いっていうのはあんただけじゃないと。絶対あんたは孤独じゃないからねっていうのを伝えたいがために、まぁ、それだけのためにこのような活動を行っております。

 

まぁ、私の書く内容に押し付けるものはございませんので、たたき台ですとかね、きっかけになればいいかな、と思ってやっております。

 

まぁ、そういうことで、私が研究紀要に書いた思い、っていうのをお話しさせていただきました。先ほど、休憩の間に参考資料も一枚配らせていただいたんですけれども、裏表ありますので、よろしければお使いください。私が普段使っている宝物と呼んでいる資料です。とても楽しいと思いますので、ぜひ、お使いください。

 

私からは以上です。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。