気持ちがスッキリ。行基さんの会でお写経 | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

【気持ちがスッキリ。行基さんの会でお写経】

誕生日前日のこと。

 

りぶらにて開催されていた「行基さんの会」へ参加をし、

お写経を納めてきました。

 

 

 

「行基さんの会」

とは、2ヶ月に一回開催されているもので、

にゃんと!

奈良の薬師寺長老で、

奈良の喜光寺(きこうじ)ご住職

山田法胤(やまだほういん)長老と、

副住職の小林澤應(こばやし たくおう)さんが

お見えになる会なんですよ〜〜!!

 

全国で講演や法話をされている、

とても有名な方々なのです。

 

   

新年にいただける、干支御守り。ちゃんと、名刺サイズで携帯しやすいのです。

 

 

 

【薬師寺】は、天武天皇が持統天皇の病気治癒のために建立したと伝わる、あまりにも有名なお寺です。

 

【喜光寺】は、東大寺の大仏殿に関わった、行基さんの活動の拠点となったお寺で、

行基さんの入滅されたお寺でもあります。また、本堂は、東大寺大仏殿のモデルになったとも言われています。

 

 

 

そんな、すごい方々が

岡崎にお見えになっていたなんて、驚きです。

岡崎は本当にすごいところです。

 

と言いますか、

そんな、すごい方々を呼んでくださるすごい方が

岡崎にいらっしゃる、ということなんですけどね。

 

 

その会に参加した人は、

お写経をしたい人がお写経をし、

後半は、法胤長老や、副住職様の法話を聞くことができます。

 

書いた写経は、

奈良の喜光寺にて、永代にお祀りしていただくことができます。

御朱印帳のように、お写経帳をいただけるので、

やりがいも、ありがたみもあっていいんですよ〜〜✨

 

私の書いた写経が、奈良の喜光寺になるなんて、嬉しい〜〜〜✨

 

 

ちなみに、お写経は

 

 

・いろは写経

・般若心経

 

どちらかを選ぶことができます。

 

ワタシはビギナーなので、

迷わず「いろは写経」を選んでおります。

 

選んだのはいいんだけど、

ひらがなはひらがなで、画数が少ないので

文字のバランスを取るのが難しく・・・

それはそれで、

ある意味緊張感があります。

でも、書き終わって、

住所と氏名と、

お願い事を書き入れると、

身がピシッと

締まるような思いがいたします・・・ナムナム・・・

 

 

 

 

また、

行基さんとは、日本で初めて「大僧正」という、位についた方です。

 

大僧正とは、僧侶の中で一番位が高い人のことを言います。

それまでは、民衆を救うため、朝廷に逆らってまで布教活動をしていました。

そんな行基さんが、東大寺の大仏建立の指揮を取り、

「大僧正」にまでなったのです。

 

行基さんは、寺院だけでなく、人々が暮らしやすいようにと、

池や川、橋や港などの整備も行っています。

こうして、文章にすれば1行で済んでしまいますが、

実際は、ものすごい事業ばかりです。

 

 

そして、全国のお寺には「行基さん作」と伝わる仏像が残され、

その活動の痕跡を、今に伝えているのです。

 

実は、

昭和58年発行『おかざきのむかしばなし』という本に、

行基さんの話が載っています。

 

 

 

それは、岡崎の田舎に立ち寄った、あるひとりの旅の僧が

仏像を彫ったという伝承が書かれたものなのですが、

その、旅の僧というのが

 

行基さん

 

しかもその話は、当時小学生だった私の原稿が元になっているのです。

 

ここ、ちょっとアピール入ってます(笑)

 

私も、まさか地元に伝わっていたあのお坊さんが、

こんなに有名な方だったとは知りませんでした。

 

大人になってから、

 

(なんか、どこかで聞いたことがある名前だなぁ・・・

ぎょうきさん、ぎょうきさん・・・

ぎょうきさん・・・・

エエェっ!?

もしかして、あの行基さん!?)

 

 

大変驚いた覚えがあります。

 

本にして残すということは、

このように、本当に大事なことなのです。

 

生まれた時から、

行基さんの彫られた観音様に見守られて育ち、

そして、今なお行基さんにゆかりのあるお寺に

縁がある。

 

ありがたいご縁と言えるものです。

 


岡崎「行基さんの会」はこちら

https://kikouji.com/category/houwakai/

 

 

行きたい人はご一緒しましょう♪

 

お写経には2000円の奉納料が必要です。