【開運スポット】東照公産湯の井戸 ご紹介 | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

【開運スポット】東照公産湯の井戸

 愛知県岡崎市康生町561(岡崎公園内)

 

 

天文11年12月26日(西暦1542年1月31日)のこと。

 

岡崎城内で誕生した竹千代君(家康公)の産湯に使われたのが、

こちらの井戸の水なのだそう。

 

それまでは江戸時代から伝わる古井戸として、ひっそりと存在していただけだったのですが、

2015年の家康公四百年忌にちなむ四百年祭記念行事のひとつとして、整備されたものです。

 

その時の調査により、現在も毎分5リットルの水が湧き出ていることがわかったため、

市民の皆様にも水に触れていただけるよう、取り水場が作られました。

 

水は浄化されているため、飲めないことはないそうですが、

鉄分とマンガンの含有量が多いため、美味しくはないとのこと。

 

また、竹千代君に使われた産湯は、六所神社と豊田市の松平郷からも届けられたという伝承もあるそうです。当時は、竹千代君誕生の知らせを受け、松平郷からは白馬で井戸水が届けられたのだそう。

 

2015年のオープンセレモニーには、当時の豊田市長である太田市長が松平東照宮の井戸水を竹筒に入れ、岡崎城まで白いレクサスで届けたそうです。

 

いかにも現代の早馬といったところでしょうか。

 

 

また、整備にあたり古井戸を調べたところ、内部は石で組まれ深さは5メートルほどあり、

底部は陰陽師で知られる五芒星の形をした木枠で支えられていることがわかったそうです。

 

なんともミステリアスで、神秘的ですね。

 

 

 

数々の苦難を乗り越え、天下統一を果たした家康公。

開運スポットとしてこの水に触れていただき、当時をしのんでみてはいかがでしょうか。

 

 

▶︎アクセス 名鉄東岡崎駅から🚶‍♂️徒歩10分 岡崎公園内🚗有料駐車場有