第6回家康公生誕祭 広忠公・於大の方縁結び安産祈願道中
左から、お久の方、於大の方、お松の方
生誕祭は今年で6回目となるのですが
広忠公・於大の方縁結び安産祈願道中
こちらは初めての催しとなります
家康公の両親である
広忠公と於大の方を先頭に
家康公の乳母だったお松の方と
於大の方の前に広忠公から寵愛を受けていた
お久の方が続きます
私は今回、お松の方をやらせていただきました
お松は家康公と同じ年に男の子を産んでいるのですが
徳川家に乳母として召し抱えられ
竹千代と一緒に人質生活も経験しました
竹千代が6歳のときに
天然痘にかかり
ひどい熱と全身の湿疹に
呑まず食わずで看病をしたそうです
そして熱田の神様に
自分が身代わりになることを
必死に願ったそうです
その甲斐あってか
竹千代は奇跡的に命をとりとめましたが
お松は神様との約束通り
自ら命を絶ったそうです
幼い竹千代に、
幼い我が子を残し
死んで行くのは
さぞかし辛かったことと思います
昔のひとの忠義の心は
本当に胸を打ちます
縁結び安産祈願道中は
5時に六所神社を出発し、
6時に岡崎城へ到着しました
そのあとで
産湯の井戸から
竹千代行列が岡崎城に入ったのですが
竹千代の姿を見たら
涙が込み上げて仕方ありませんでした
お松さんがみてくれていればよいのですが
お松さんのお墓も幸田町にあることがわかったので
また、ご挨拶とご報告に
伺いたいと思います
こうして
ご縁をいただき、
たくさんのひとのお世話を受けながら
着物を着て、お化粧をして、
その人になりきるということは
本当にありがたい体験です
お世話になった皆様、
駆けつけてくださった皆様には
感謝の気持ちでいっぱいです
ほんとうにありがとうございました
とても幸せな時間でした
◉三田村ちはる
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