【石・磐座シリーズ】鬼と聖徳太子と行基の伝説が残るところ | 東海愛知新聞『矢作に住んでみました』バックナンバーはコチラ

岩谷観音@豊田市岩谷町

こちらのお寺は、重なり合う大きな岩の岩窟に祀られています。

徳川家の祖、松平家の出身地、松平郷の近くです。

こちらにも、行基と聖徳太子の伝説が残されています。

昔はこの岩山に悪い鬼が棲んでおり、たびたび郷へ出ては村人を苦しめていました。

その話を聞かれた聖徳太子が、聖観世音菩薩を下賜された後に、

僧行基が来られて、十一面観世音像を刻み、授けられたのだとか。

それ以来、鬼は出なくなったと伝えられています。

岩谷観音にはこの二体の観音様が秘仏としてまつられ、


17年毎に盛大に御開帳が行われています。

実は、私の実家の裏山にも

行基が彫ったと伝わる、十一面観音があるので

とても親しみを感じます

 

ここを訪れたときは雨が降っていたのですが

それがまた、ウェルカム・レインといいますか

そんな言葉があるのかどうかは、わかりませんが 笑

その雨のおかげで、とてもいい雰囲気でした

お正月用に、飾り付けされているだけあり、

お供え物も、お餅や、お蜜柑、お花などがあり

華やかな感じでした

たまたま、その日は「なごやん」(白あんのおまんじゅう)

を持っていたのですが、

お参りをして、ご挨拶をさせていただいていたら

(おまんじゅう、もってるでしょw)

みたいな雰囲気を感じたので、

ちょうど、2個ありましたし、

聖観音様と、十一面観音様にひとつずつ、

お供えさせていただきましたw

お参りをゆっくりさせてもらったあと、

一緒にいただきました

 

とにかく、巨石が凄いです

巨石ですが、

とてもあったかい雰囲気がありました

また行きたくなるところです