美容室ロゼ〜リスママ奮闘記〜

美容室ロゼ〜リスママ奮闘記〜

千葉県佐倉市にあるデイサービスに併設された美容室です。


こんばんは🐿


リスママです目


あちらこちらで桜が満開です。


リスママが働く老人ホームでも満開桜


老人ホームのお仕事がお休みだったリスママはペンをハサミに持ちかえてホームにお住まいの方々のカラーやカットをしていました。


ちょうど桜吹雪が舞う中庭を目の前に施術なので

お花見しながら髪の毛切るなんて素敵な日だ!

とお客様に喜んでいただけました。

ホームにお住まいの方々はなかなか外出が難しいです。

ましてや最近の流行病によりさらに外出が難しくなりました。


そんな背景もあり、月一度の美容訪問を楽しみにしていらっしゃいます。


何らかのケアを必要とする方がお住まいです。


言葉を発するのが大変な方


座る姿勢を保持するのが難しい方


実年齢と違う歳でお過ごしの方


今過ごしている場所がホームだと知らない方


高齢者施設で働いた経験がある方はもっと様々な状況を体験されていると思いますが、本当に様々な状態の方がいらっしゃいます。


ホームで美容訪問していて良く聞く言葉で


『お金はいつ払うの?』

『財布が無いから、カットしてもらうのが悪い』


とお金を気にする方がたくさんいらっしゃるんです。


ホームの入所者様が通常にお金を所持されていることはあまりなく、直接代金をいただくシステムではありません。


その方にかかる経費として精算され、美容代金もその一つとしてお支払いいただきますのでお金持ってないから…なんてことはありません。



リスママは『お財布がないからどうやって代金払うの?』と高齢のお客様に言われるたびに


帰りに事務所に代金お伝えします。とか

もういただいているから心配いりませんよ。


と安心していただこうとしていました。


でもその時は納得されて別の話題になってもやはりお金の話しに戻っちゃう。


リスママは最近まで人間が作り出したお金という文化は罪作りだなと思っていました。


年齢を重ねて、ホームに住まわれ直接支払いなどを自らがする事がないに等しい状況になってもお金という概念に囚われるのはツラいなぁと思っていました。


15年ほどホームに美容訪問してきてふと思ったのですが

『お金払わないと!』


って気遣いや感謝が詰まった愛なんだなあと。


キレイにしてくれてうれしい


来てくれてうれしい


だからリスママに代金を支払えているかが心配。


なんですよね。


仕事を認めてくださり、手ぶらで返すことがないようにと気遣ってくださる言葉なんだなと思うようになりました。



通常のサロンワークで、支払いを心配する会話はまず無いので最初は心が苦しくなりどうにか安心して楽しんでいただきたいと思ってきました。


そうじゃなかったんですよね。


ずっとお客様はリスママを気遣い、たくさんの愛を送ってくださっていたのです。


本当にありがたいことです。


現在も


お金ちゃんと払ってる?


いただいてますよ。


の会話をお年のせいもあり何回かやりとりします。


カットするわずかの間に何回も愛をちょうだいしていると思うとつくづくこの環境に出会って良かったと思う今日この頃です。