空気が違う場所

ー広島平和記念公園

 

いつもご覧くださる皆様、

本当にありがとうございます。
  
心から感謝致します。

皆様にとって良い事が
 
たくさんありますように!

 

 

本日は広島に原爆が投下

 

された日です。

 

まずは、犠牲となられた方に

 

哀悼の意を表します。

 

そして、

 

今なお後遺症(精神・肉体ともに)

 

に苦しまれている方が

 

少しでもその苦しみから

 

解放されるように祈ります。

 

 

私は機会があり、

 

広島と長崎両方の平和記念公園に

 

行ったことがあります。

 

広島については、

 

学会が広島で開催された時、

 

学会の前に市電に乗って行きました。

 

私がすぐ抱いた感想は、

 

一歩踏み入れると、

 

そこは異空間で、

 

空気はすんでいるけれど重いのです。

 

ここは本当に慰霊の場所なのだ

 

という空気の張りつめた感が、

 

非常に強いのです。

 

長崎に行った時も

 

重く感じましたが、

 

広島はレベルが違うのです。

 

長崎のように

 

山がなかったため、

 

広島の被害は

 

特に甚大なものであったと言います。

 

今の広島もそうですが、

 

ただでさえ暑い場所に

 

世界初の殺人兵器が

 

空から降ってくるわけです。

 

その言葉だけでそれ以上の

 

言葉は浮かびませんし、

 

勉強不足の私は、

 

原爆・放射能と聞くと、

 

丸木位里さん・俊さんご夫妻の

 

『原爆の図』と、

 

イコールにはできないものの、

 

東海村JCO臨界事故で

 

亡くなられた大内さんと

 

篠原さんのいたましすぎる

 

お写真が頭に浮かぶしかなかったです。

 

 

これらは、

 

書籍とNHKドキュメンタリー

 

からの情報ですが、

 

このおふたりのお姿が

 

あまりに凄惨すぎて

 

忘れられないのです。

 

そして、

 

近年は前職で放射線医学に関する

 

研究調書ばかり読んでいたため、

 

余計に身につまされるものが

 

あります。

 

 

話は戻って、

 

公園では園内にある慰霊碑・原爆ドーム・

 

原爆の子の像

 

(佐々木禎子さんがモデル)

 

などに手を合わせました。

 

禎子さんのことは

 

中学の時に英語の

 

教科書で勉強したのでした。

 

中でも、

 

原爆ドームの前でフランスから

 

いらっしゃったと思われる

 

ツアーの方々が手を合わせられ

 

ていたのを見て、

 

私は被爆者ではないものの、

 

何だかほっとしたのでした。

 

いわゆる戦勝国側の方に

 

来ていただくことは

 

賛否両論あるのでしょうが、

 

事実は事実として受け止め、

 

これからは一緒に平和について

 

考えるきっかけになればと

 

思いました。

 

 

そして最後に、

 

購入した

 

小さいペットボトルの水をもって、

 

原爆死没者慰霊碑

 

(「安らかに眠って下さい

過ちは繰返しませぬから」)

 

の前に行き、

 

水を供えて、

 

向こうに見える火を見つめ、

 

手を合わせましたが、

 

園内に一歩踏み入れた以上に

 

空気は重くはりつめ、

 

先ほど以上に言葉を失いました。

 

うまく言えませんが、

 

戦争や無益な争いを

 

しようという気は失せます。

 

もうそういうレベルの場所でした。

 

それから数年が経った

 

2022年11月23日に見た夢は、

 

先祖が軍事関係オンリーで、

 

出身学校の1つが

 

カトリックであり、

 

かつ昔の戦争文学である

 

軍記物語を研究している

 

私にとっては

 

大きく考えさせられる夢でした。

 

 

もろもろの意味を考えた時に、

 

私が生涯向き合わなくては

 

いけないことの1つであると

 

思っています。

 

本日の内容は

 

なかなかまとめられませんが、

 

今を生きる私たちにできることは、

 

二度とこういう悲惨なことが

 

起こらないようにすること

 

しかなく、

 

それが亡くなられた方々への

 

最大の供養であるとも

 

思うのです。

 

このことが

 

どなたかのお役にたちますように!

この世に本当の偶然はありません。

全ては必要だから起こっています。

ご縁がなければ出会えないように

なっています。

そういうあなたとご縁があったからこそ、

本日、

 

このブログで出会うことができました。

ここまでご覧くださり、

本当にありがとうございました。

皆様にとって良き日、

良き時間でありますように!

合掌