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やぐらと冠の話

-謎のおじいさんが夢で

教えてくれたこと(前編)

 

 

いつもご覧くださる皆様、

本当にありがとうございます。
  
心から感謝致します。

皆様にとって良い事が
 
たくさんありますように!

 

 

 

本日の話は、

 

別にお化けなどが

 

出てくるわけではないのですが、

 

内容がヘビーですので、

 

精神世界系のお話がNGという方は、

 

別の記事をご覧ください。

 

1 2010年に見た夢の話

語っておけるうちに

 

色々と語り残しておこうと

 

思って書いています。

 

さる2010年に見た夢の話です。

 

 

まず、

 

鎌倉にはやぐらというものがあります。

 

鎌倉時代中期から室町時代初期にかけて

 

作られた横穴式の納骨場所や

 

供養堂のことです。

 

有名なものは、

 

北条高時腹切りやぐら(伝)と

 

百八やぐらかと思います。

 

前者は、

 

私にとっては、

 

かなり手前の

 

東勝寺橋付近の段階で

 

立ち入りNGかつ、

 

グーグルマップでもなぜか表示されない

 

場所です。

 

それはそうと、

 

夢の話です。

 

夢の中で、私は

 

鎌倉駅の東南方向にある、

 

とあるお寺の前に立っています。

 

このお寺自体は、

 

自分の母方(祖父)の先祖Cが

 

遠い昔に住んでいた跡を

 

お寺にしたものです。

 

お寺Aとします。

 

先祖2人のお墓がお寺の本堂の

 

北西方向にあります。

 

間に竹林と

 

ご住職のお宅があります。

 

そのことから、

 

何回もお参りに行っています。

 

お寺Aと周辺の配置ですが、

 

別の大きなお寺BとCやぐら

―山-お墓(北西)-竹林(西)-お宅

-お寺A本堂-お稲荷様(北東)

 

です。

 

ちなみに山はこのお寺Aの名前をとって、

 

地図には「A山」と言われています。

 

実際は地図により、

 

大きな山の北の方がA山で

 

南をC山としているものも

 

あります。

 

ただ、後に出てきますが、

 

このお寺Aに住んでいた

 

一族Cの家紋の

 

家紋の形にちなんで

 

A山をC山とも

 

言うそうです。

 

あまり本には出ておらず、

 

私はこの夢の後で知りました。

 

 

この山はハイキングコースがなく、

 

民家の裏からじかにつながっているので、

 

現在は一般の方は登れませんし、

 

当然登山道もありません。

 

また、

 

この山を西の方向に行くと、

 

別の大きなお寺Bの寺域に入り、

 

一族Cの名前をつけた

 

Cやぐらと

 

一般向けの墓地になっています。

 

それを前提に話を進めます。

 

 

あるお寺の前に立っていた私に、

 

左側からやや腰が曲がった

 

80代後半くらいに見えるおじいさんが

 

やってきました。

 

おじいさんは私に、

 

「あなたはここへ何しに来たのかい」

 

と聞いてきました。

 

私は

 

「お参りにきました」と

 

言いました。

 

すると、

 

おじいさんは、

 

竹林の方向を見て、

 

「あそこの竹林でたけのこが取れたので

 

持っていくかい」と

 

言います。

 

夢の中の私は、

 

どうやらまっすぐ家に帰らない予定が

 

あったようで、

 

「ありがとうございます。

 

ありがたいのですが、

 

家が遠くにあって、

 

行くところもあるので、

 

今回はご遠慮します。」

 

と断りました。

 

おじいさんは「そうかい」と言うと、

 

少し寂しそうにしたものの、

 

すぐに話題をかえて、

 

「あの山は何というか知っているかい」と

 

聞いてきました。

 

私は「A山ですよね」と言うと、

 

おじいさんは

 

「普通の人はA山という人が

 

多いけれど、

 

あの山はC山と言うんだよ。

 

Cの家紋が〇の形をしていて、

 

あの山も上から見ると

 

〇の形をしているから

 

C山と言うよ。

 

昔、

 

夜にね、

 

このお寺のある所から

 

C山をのぼって、

 

山をこえてB寺に行った時は

 

大変だったよ」

 

とおじいさんは遠い目をしながら

 

言いました。

 

私は「そうだったんですね」

 

とあいづちをうったものの、

 

夢の中で、

 

この山は登れない山で

 

あることに気がついて、

 

一瞬、寒くなったところで、

 

夢が終わりました。

 

 

後日、

 

もう一度確認して

 

わかったことですが、

 

私の母方の先祖Cの家では

 

当主が早くに亡くなり、

 

一人娘の婿に別の氏族を迎えたことから、

 

分家の中でも筆頭のDという人

 

(当時は出家をしており、

結構高齢だったらしい)

 

を中心にお家騒動を

 

おこしたことがありました。

 

最初は一族内での争いで

 

何とかなっていたものの、

 

当主の娘婿の実家が

 

力をもっていたこともあり、

 

鎌倉にあったある出先機関に

 

目をつけられてしまい、

 

しかも

 

その機関の言うことを聞かなかった

 

こともあり、

 

さまざまな人を巻き込んで

 

戦争になってしまったのでした。

 

通算100年くらい

 

戦闘状態であったようです。

 

このことが遠因にもなり、

 

母方の先祖Cのうちの一部は

 

同族がいる山梨に移住したのでした。

 

そして、

 

筆頭の分家の当主で

 

あったDはというと、

 

息子や家臣たちと

 

このお寺Aに住んでいたものの、

 

出先機関の軍勢に攻められ、

 

夜、このお寺の裏にあった

 

C山を息子や家臣たち10数人と

 

一緒にこえ、

 

大きなお寺Bのところにあったやぐらで

 

自害をしたとのことでした。

 

このやぐらでは後にDや亡くなった

 

人たちが祟るということになり、

 

Cやぐらと名付けて、

 

現在でも保存をしています。

 

 

ということで、

 

話している内容から

 

あのおじいさんは

 

もしやDか家臣のいずれではないか

 

と思えて仕方がないですね・・・・・・。

 

 

そして、この夢ですが、

 

5年後に

 

またこのおじいさんが

 

夢に登場することになります。

 

後編は別の日にあげます。

 


このことがどなたかのお役にたちますように!

この世に本当の偶然はありません。

全ては必要だから起こっています。

ご縁がなければ出会えないように

なっています。

そういうあなたとご縁があったからこそ、

本日、このブログで出会うことができました。

ここまでご覧くださり、

本当にありがとうございました。

皆様にとって良き日、

良き時間でありますように!

合掌