お笑い充日記 -17ページ目

お笑い充日記

お笑いやリアルな事に対して書いとりますヽ(´▽`)/

 
ある所に、男の子がいました。
男の子はいつも独りぼっちでした。
ある日、男の子は河原を散歩していると、草むらの近くに段ボールが置いてありました。
「何だろう?」
不思議に思った男の子は、段ボールに近づいてみました。
中からはゴトゴトと音がなっています。
「開けてみよう!」
男の子が段ボールを開けると、桃色の小さな生き物が顔を覗かせました。
生き物は、ウサギの被り物をした小人のようでした。
男の子は小人を気に入り、一緒に暮らす事にしました。
家に帰る間、男の子は小人の名前を考えていました。
「ウサギはラビットって言うから…ラビィってどうやろ?」
男の子はウサギの頭を撫でました。
「ラビィ。」
男の子がそう言うと、ウサギは耳をピョコンと動かしました。
「ラビィ、ラビィでいいのか?」
ウサギはこくんっとうなずきました。
「よし、じゃあお前はラビィだ!」
それから、男の子はラビィと名付けたウサギとずっと一緒にいました。
お風呂も、寝るのも一緒です。
男の子はラビィをそれはそれは可愛がりました。
ラビィも男の子が大好きでした。
「ラビィ、じゃあ行ってくるね。」
しかし、男の子が学校に行ってしまうと、ラビィは家に独りぼっちでした。
ラビィは男の子が学校に行っている時間が、とても長く感じました。
「ラビィただいま!」
男の子が帰って来ると、ラビィはすぐさま駆け寄り、男の子と一緒にいました。
ラビィはこの時間がとても幸せでした。
しかし、その幸せも男の子が小学校の時まででした。
男の子が中学生になると、家にいても勉強ばかりです。
「ごめんねラビィ、テストがあるんだ。」
男の子はラビィの頭を撫でて謝りました。
ラビィも頭ではわかっているのですが、それでも寂しい気持ちでいっぱいでした。
ラビィはどうしたら男の子と一緒に遊べるか考えました。
『今までの遊びじゃダメだ。』
悩んだ末に、ラビィの頭に名案が浮かびました。
『男の子が勉強するのなら、僕も勉強すればいいんだ!そうすれば、同じ楽しみが味わえる!』
ラビィはまず、文字を覚えました。
『これは"あ"これは…"い"…。』
言葉が話せない代わりに、文字をいっぱい覚えました。
漢字だって覚えました。
国語辞典を見ていると、わからない漢字があると、男の子の所に聞きに行きました。
『これでまた遊べる!』
前より時間は少なくとも、ラビィが男の子と過ごす時間は幸せでした。
ラビィはもっともっと勉強したいと思いました。
その為には、もっと時間が必要です。
ラビィが考えた策は、寝る時間を削る事でした。
男の子と遊ぶ為に、寝る間も惜しんで勉強しました。
学力がつく度に男の子に誉められて、もっと誉められたくて、勉強の時間を増やしました。
『もっと勉強しなきゃ。その為には寝る時間をもう少し減らそう。』
男の子が中学3年生になる頃には、ラビィは男の子よりも賢くなっていました。しかし、ラビィは毎日ちょっとしか寝ていないせいで、みるみる痩せていきました。
「ラビィ、ちゃんと寝ないとダメだよ?」
『大丈夫だよ。』
男の子の心配をよそに、ラビィはどんどん勉強していきました。
そしてついに、男の子の心配通りの事が起こりました。
睡眠不足でラビィが倒れたのです。
ひどい高熱を出し、死んでもおかしくない状況でした。
「ラビィ!死んじゃ嫌だよ!ラビィ!」
男の子は懸命に看病しますが、ラビィの容態は悪い方に向かうばかりです。
「ラビィ!嫌だ!」
『君の言う通りだったね…僕は何でこんな簡単な事…出来なかったのかな?』
「謝らないで?僕がもっとラビィと遊んであげれば良かったんだ…。」
『君のせいじゃないよ…ほら、泣かないで?僕は君の笑顔が好きなんだから。』
男の子は涙でぐちゃぐちゃの顔で精一杯笑いました。
ラビィもそれを見て安心しました。
『神様…僕が生まれ変わったら、また一緒にいられますように…さぁ、今まで眠れなかった分を眠ろう。』
その言葉を最後に、ラビィは永い眠りにつきました。
 
ラビィが死んでから、随分と時間が経ちました。
男の子には友達がいっぱい出来ました。
そして、親友も出来ました。
男の子はその親友の側にずっといました。
親友は、男の子が大好きでした。
男の子も親友が大好きでした。
何故なら、その親友はラビィが生まれ変わった姿だからです。
2人は芸人になりました。
コンビ名は、ラビィが最初に男の子に聞いた漢字《ロザン》でした。  終わり
 
 
今日、複雑な夢を見ました。
つー訳で、それを書きます。
 
まおは、ロザン菅ちゃんの行き付けの美容室の美容師さんなのね。
美容室のハズやのに、佐藤の実家やけど。
で、いつもの如く菅ちゃんが来た訳よ。
 
 
菅「こんにちはー♪」
ま「いらっしゃいませ♪お荷物と上(パーカー)お預かりします。」
菅「はーい。」
ま「こちらへどうぞ♪」
菅「んしょっと(座る)」
ま「今日はどんな感じにするんですか?あ、メガネお預かりします。」
菅「はい。(メガネ渡す)んーとなぁ、全体的に増えて来たから、ちょっとスッキリしてもらいたいねん。」
ま「わかりました。じゃあ髪の毛の方洗っていきますね。」
ここら辺長いから飛ばします。
ま「前失礼します。(散髪用ケープかける)切っていきますねー。」
チョキチョキ…
ま「大阪ガスのシリーズ増えましたねww」
菅「せやね、ヘレンさんとやるんめっちゃ緊張したわぁ~。」
ま「でも、不思議な縁ですよね。」
菅「え?何が?」
ま「あそこの娘さん、私の行ってた中高の先輩なんですよ。」
菅「え、そうなん!?」
ま「だから、菅さんは先輩のお母さんと共演して、後輩の店で髪の毛切ってるんですよ。」
菅「何か俺めっちゃ凄いやん!」
ま「ww」
菅「わー、俺ピンでかなりデカイ事やれんねやなww」
ま「そんな事言ったら、宇治原さん拗ねますよ?」
菅「俺なー…。」
ちょっと沈黙。
ま「菅さん?」
菅「…コンビ解散しよかって悩んでんねん。」
ま「な、何で?せっかく軌道に乗って来てるのに、何で解散するんですか?」
菅「宇治原、彼女いるやろ?アイツ、なかなか結婚せえへんやん。それって、俺のせいかなって…。」
ま「そんな事ないですよ…。」
菅「それにな、ギャラ折半やから、式の金足りへんと思うねん。指輪だって、何万もかかるし、税金や生活費だってやりくりせんとアカンのや…折半やったら重荷って思うから。」
ま「そんな…。」
菅「でも、そんなん言うたら、宇治原は優しいから彼女と別れるって言いそうやから、口実がなぁ…。」
菅ちゃんが困った顔したところで目が覚めた。
解散とか絶対なさそうやけど、妙にリアリティーがある…。